個性的な粉ミルクブランドに和光堂がある。乳幼児向けの食品?用品を?qū)熼Tに取り扱う同社は、市場シェアは低いものの、製品の専門性が高く、栄養(yǎng)成分や成分の配合を限りなく母乳に近づけていることが売りで、育児ママたちに高い人気を誇る。主力商品の0歳児向け粉ミルク「はいはい」は、同社の長年にわたる母乳研究と乳幼児の栄養(yǎng)をめぐる最新の知識を結(jié)集させた自信作だという。850グラム入りのネット価格は稅抜き約1600円(約100元)だ。9カ月-3歳児向け「ぐんぐん」は斷乳期の栄養(yǎng)ニーズに基づいて調(diào)整され、不足しがちな鉄などの成分を配合している。850グラム入りのネット価格は約1400円(約80元)だ。
日本の乳幼児向け粉ミルク市場では海外製品がそれほど重要な位置を占めていない。その理由を探ると、日本の消費者が國産粉ミルクに高い信頼を寄せていることのほかに、もう一つ獨特の理由がある。日本では日常の飲食で海外製品を摂取する割合が高く、日本人の母乳は亜鉛の平均含有量が世界トップだ。このため栄養(yǎng)補給を目的として調(diào)整される粉ミルクは、日本人の母乳の栄養(yǎng)成分含有量に基づいて成分を増減することが必要になる。また日本の國産粉ミルクのほとんどが國産の原料を使用しており、味わいは比較的「あっさり」で、歐米製品のように「濃厚」ではないということも、日本の粉ミルクの特徴だ。逆にいえば、自分の赤ちゃんにがっしりと元気に育ってほしいと願う日本の母親達は、歐米製の輸入粉ミルクを選んだり、歐米の原料を使用した國産ブランドの粉ミルクを選んだりするということだ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年5月23日
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