上海では14日、60代の高齢女性、朱水寶さんは15年にわたる努力を経て、やっと彼女が育てていた遺棄されていた黒人の子ども、朱軍竜さんを正式に養(yǎng)子にし、上海の戸籍を得ることができた。朱さんは2000年8月8日、道端の草むらの中に遺棄されていた黒人の乳児を発見して家につれて帰り、今日まで世話してきた。また子どもに中國語の「朱軍竜」という名前をつけた。新華網(wǎng)が伝えた。

上海市民の朱さんは2000年8月8日、買い物帰りに道端の草むらで乳児を見つけた。乳児は発見された時、裸で弱っており、皮膚はできものだらけだった。かわいそうに思った朱さんは子どもを家に連れて帰り、風(fēng)呂に入れてあげた。しかしどんなに洗っても肌の黒さは落ちず、病院で調(diào)べてもらうと外國人の黒人の子どもだとわかった。寫真は朱さんが保存している「黒いちびちゃん」の成長を記録した寫真。

朱さんは生活も豊かではなく、様々な心配や問題もあったが、最終的には朱さん一家は「何としても赤ちゃんを殘し、世話をして、育てよう」と決心した。

いたずら好きの「黒いちびちゃん」に朱さんは色々心配させられた。朱さんは「私がこの子を見つけたのだから、最後まで責(zé)任を持ちたい。この子が自分で生きていくことができるようになるまで面倒をみる。私とこの子は質(zhì)素だが楽しく生活している」と語る。（編集YH）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年5月30日