第6回中米戦略経済対話、第5回中米人的?文化交流ハイレベル?yún)f(xié)議が9～10日に北京で開催される。中米にとって重要な交流だ。（人民日報「鐘聲」國際論評）

　今年の中米関係は全體的に平穏だが、不協(xié)和音も時折聞かれる。中國は一貫して戦略的、長期的観點から中米関係を扱い、処理しており、一時、一事のために変更することはない。最近、中米関係の健全な発展に影響する一連の要因が生じた原因は、結(jié)局のところ米國の対中政策が警戒強化の一面を示しているからだ。

　現(xiàn)在、中米間では力の差が縮まりつつあり、構(gòu)造的摩擦が浮き彫りになり始めている。中米関係は二國間、多國間、そしてグローバルな大構(gòu)造の転換がもたらす試練に直面しており、新型の大國関係の構(gòu)築という新たな歴史を切り開く壯大な取り組みを進めるには、戦略面の相互信頼が明らかに不足している。

　歴史の経験が示すように、中米関係は常に波風(fēng)の中で前進し、摩擦を経て調(diào)整されてきた。両國の200年余りの交流の歴史から見ても、2世紀余りの大國の臺頭の歴史から見ても、中米関係はすでに歴史を超える特徴を備えている。世界史を見渡すと、中米のように政治制度、文化伝統(tǒng)の全く異なる2つの大國が平和共存し、共同発展した先例はない。ましてや中米両國による新型の大國関係の構(gòu)築は、これまでどの國も成し遂げたことのない、後に道を切り開く偉大な事業(yè)だ。

　しばらくの間というもの、安全保障などの分野での米國の政策変更が中米関係に負のエネルギーをもたらしているが、両國協(xié)力の大局は変っていない。中米は多くの二國間、多國間問題で正常な交流や協(xié)力を維持しており、経済?貿(mào)易協(xié)力、社會交流、特に教育、文化、科學(xué)技術(shù)分野で協(xié)力を深め続けている。2013年に二國間貿(mào)易は5200億ドルを突破し、相互投資殘高は1000億ドルを突破した。両國間の人的往來は活発で、毎日平均1萬人余りが太平洋両岸を行き來している。