ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)はアジア太平洋経済協(xié)力（APEC）會(huì)議の最高経営責(zé)任者（CEO）サミットで講演し、「ロシアと中國(guó)の間の自國(guó)通貨建て決済には大きな展望がある。この展望ははるか先ではなく、近い將來(lái)に目にすることになる?，F(xiàn)在、両國(guó)はルーブルと人民元との一連の直接交換を行っている。中國(guó)はロシアにとってアジア?太平洋地域における優(yōu)先的な協(xié)力パートナーであり、ロシアは中國(guó)との貿(mào)易決済の中で両國(guó)通貨を用いた決済をより多く行っていきたい」と述べた?！感氯A網(wǎng)」が伝えた。

今年9月にはロシア?中國(guó)投資協(xié)力委員會(huì)が正式に活動(dòng)を開始した。プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は、「同委員會(huì)の主要任務(wù)はエネルギー以外の分野で協(xié)力プロジェクトを推進(jìn)することだ。これまでに雙方はまず32件の大型投資協(xié)力プロジェクトを選び出し、総投資額は1千億ドル（11兆5060億円）を超えた」と述べた。

またプーチン大統(tǒng)領(lǐng)は、「われわれが大型プロジェクトで自國(guó)通貨建ての決済を行うことができれば、世界経済にとって有益かつ害はない。グローバル決済通貨が多様化すれば、世界のエネルギー市場(chǎng)や金融市場(chǎng)はますます安定し、世界の準(zhǔn)備通貨としての米ドルの役割にも利益をもたらすことになる」と述べた。

今年5月に行われたアジア相互協(xié)力信頼醸成措置會(huì)議（CICA）の會(huì)期中、中ロ首脳は両國(guó)の財(cái)政金融分野での密接な協(xié)力を推進(jìn)したいとの意向を表明し、これには貿(mào)易、投資、貸出における両國(guó)通貨による直接決済の規(guī)模拡大も含まれていた。最近、両國(guó)の金融協(xié)力が急速に発展し、両國(guó)通貨建ての決済も増加している。中國(guó)人民銀行（中央銀行）は10月にロシア連邦中央銀行と1500億元/8150億ルーブル（約2兆8198億円）規(guī)模の二國(guó)間通貨互換協(xié)定に調(diào)印した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年11月11日