中國工商銀行が10日に発表した情報によると、同行は初の「港股通」業(yè)務の決済行となり、「港股通」の資金クロスボーダー決済や両替といった業(yè)務の許可を得た。新華社が伝えた。

「港股通」とは、投資家が中國大陸部の証券會社に委託し、上海証券取引所が設立した証券取引サービス公司を通じ香港連合取引所に申請を行ない、香港連合取引所で取引されている規(guī)定範囲內(nèi)の銘柄を売買することを指す。

中國工商銀行の擔當者は記者に対して、「當行はクロスボーダー資金決済、人民元と香港ドルの両替、口座貸越分の決済などの一連のサービスを提供し、本店、上海支店、香港の全額出資子會社?中國工商銀行（アジア）有限公司の協(xié)力と連攜を通じ、同業(yè)務に高品質の決済サービスを提供する」と紹介した。

中國銀行関係者の情報によると、香港中央結算有限公司は中國銀行を「滬股通」（滬=上海）の唯一の決済行に指定しており、中國銀行（香港）有限公司と中國銀行上海支店が、それぞれ香港と中國大陸部の決済行となった。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月12日