28日午前10時(shí)ごろ、江蘇省高郵市內(nèi)の通湖路に、突然羊の群れが姿を見せ、あちこちを走り回って沿道の草木を食べるなどした。通勤ラッシュとあって、羊の群れは交通や道沿いの商店に影響を與えた。目撃者によると、體の汚れた羊が26頭いたという。

　羊の群れの出現(xiàn)は街一角を大混亂に陥れた。最終的には現(xiàn)場(chǎng)を通りかかったサラリーマン4人が協(xié)力して羊を道の脇に包囲し、警察に通報(bào)した。

　群れの主人は新疆ウイグル出身の2人の若者で、年末の大売出しに合わせて羊を數(shù)日前に故郷から同市まで運(yùn)んだ來たばかりだったが、まさか「脫獄」するとはと話している。羊は全部で26頭で、その価値は総額5萬元（約96萬円）ほど。二人が警察を訪れたときには、羊はすでに市街地にまで逃げ込んでいたという。

　主人が現(xiàn)場(chǎng)に到著すると、通りがかった良心的なサラリーマン4人の協(xié)力もあって、1時(shí)間にわたる追跡劇の末、「脫獄」した羊の群れは全て捉えられた。若い二人が4人に何度も感謝の言葉を述べたのは言うまでもない。（編集YH）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月30日