SNSで頻繁に「いいね！」を押す人は要注意だ。英國(guó)と米國(guó)の研究者は12日に、米國(guó)科學(xué)アカデミー紀(jì)要に研究論文を発表した。それによると、新たに開(kāi)発された計(jì)算プログラムは、一定數(shù)の「いいね！」によりユーザーの性格を予想し、友人、同僚、さらには家族よりユーザーのことを正確に判斷できるという。新華社が伝えた。

研究論文の筆者、英ケンブリッジ大學(xué)心理測(cè)定學(xué)センターの呉又又氏は記者に対して、「コンピュータは10回の『いいね！』を分析するだけで、被験者の同僚よりも正確に性格を分析できる。70回ならば友人やルームメイト、140回ならば両親や兄弟姉妹などの家族、300回ならば配偶者よりも正確に分析できる」と述べた。

呉氏は、「その他のSNSの『足跡』を利用すれば、類似するプログラムを開(kāi)発できる。例えば微信（WeChat）ユーザーの購(gòu)読登録や閲覧?検索の記録、商品購(gòu)入の記録などを利用すれば、コンピュータの判斷の正確性が同じ程度、もしくはそれ以上に高まる可能性がある。コンピュータは人の心理的特徴を判斷しそれに応じた反応を示すことで、スマートで感情と社交能力を持つロボットになる。このように発展すれば、SF映畫(huà)の人とロボットの交流のシーンが、手の屆く現(xiàn)実となる」と話した。

この人工知能は、人材募集や戀愛(ài)などさまざまな場(chǎng)面での応用に期待できる。呉氏は、「経営者は性格判斷の結(jié)果に基づき、そのポストに適した人材を採(cǎi)用できる。マーケティング擔(dān)當(dāng)者もこれに基づき商品やサービスの改善が可能だ。性格分析はまた、より的確にデートの相手を選ぶ一助になる」と例を挙げた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年1月14日