小米（シャオミ）の攜帯電話はこれまでずっと低価格がシンボルだったが、15日に発表された新しい主要機(jī)種の「小米Note」（MiNote）は価格が2千元以上に引き上げられ、上位機(jī)種はついに3千元の大臺を超えた（1元は約18.8円）?！妇┤A時報」が伝えた。

小米Noteは「紅米Note」（RedmiNote）に続く「Note」シリーズの新製品。雷軍董事長（會長）が発表會で小米Noteと米アップル社のスマートフォン「iPhone6Plus」（アイフォーン6プラス）を絶えず比較していたことから、小米Noteは目下の最上級機(jī)種と競合する製品と位置づけられていることがわかる。

雷董事長の説明によると、小米Noteには5.7インチ、1920×1080ピクセルのディスプレーが搭載され、アイフォーン6プラスの5.5インチよりも大きい。金屬フレームで、ディスプレーのガラスはエッジが緩やかにカーブし、背面にもカーブガラスを採用するという構(gòu)造だ。前面は2.5Dディスプレー、背面は3Dガラスのディスプレー。ハードウエアはスナップドラゴン801コアプロセッサ、3GB RAM、1300萬畫素のソニー製積層型CMOSイメージセンサーなどが搭載され、ハイレゾ音源の再生にも対応しているという。

価格ではこれまでの主力機(jī)の価格を1999元にするという習(xí)慣を脫して、16GBモデルを2299元、64GBモデルを2799元で27日から売り出す。

これだけではない。雷董事長は、「小米Noteには通常版だけでなく上位版があり、これには現(xiàn)在最強(qiáng)といえる米クアルコム社のスナップドラゴン801コアプロセッサ、4GB RAM、64GBの內(nèi)蔵メモリ（ROM）、2Kディスプレーが搭載される。小米は上位版を『目下最強(qiáng)最大のスマートフォン』と呼んでおり、価格を3299元に設(shè)定し、3月末に売り出す予定だ」と述べた。小米Noteと小米Note上位版の価格をみると、小米がこれまでのようなコストパフォーマンスを最大の売りにするモデルを改め、高級機(jī)市場へ乗り出したことがわかる。

小米は今回攜帯電話だけでなく、「オーバーヘッド型ヘッドホン」や「超小型セットトップボックス」も発表した。ヘッドホンは499元、セットトップボックスは199元の価格で売り出すという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月16日