「AFCアジアカップ2015」オーストラリア大會では、中國代表、日本代表ともに準々決勝で敗退したが、両チームの雰囲気は全く対照的だった。中國代表は帰國すると、あたかも「凱旋將軍」のように迎えられたが、日本代表は帰國後、サポーターから痛烈な批判を浴びたのだった。韓國NAVERの25日付報道を引用して荊楚網(wǎng)が伝えた。
アジアサッカー界における両チームの成績や実力が異なることから、このような待遇の違いがあるのも理解できる。だが、ここまではっきりとした対比が起こったことは、非常に興味深い。
「AFCアジアカップ2015」オーストラリア大會の準々決勝で敗退した中國代表が24日、北京首都國際空港に到著した。新華社通信は、多くのサポーターが空港に詰めかけ、彼らを出迎えたと報じた。中國代表は、今大會グループリーグのグループBで、サウジアラビア、ウズベキスタン、朝鮮を下し、3戦全勝で決勝トーナメントに進出した。準々決勝では、開催國オーストラリアに0対2で敗れた。中國代表はグループリーグで破竹の勢いを見せ、オーストラリアに負けた時、中國のサポーターは無念極まりなかった。中國サッカーがアジアトップレベルに戻る足並みは、ここで止まってしまった。
だが、中國のサポーターは十分に喜び、満足した。彼らは、選手たちをまるで英雄を迎えるかのように空港まで迎えに行き、帰國した選手を大歓迎した。サポーターのひとりは、「準々決勝まで進めたことで十分に満足している。ロシアW杯への出場をぜひ実現(xiàn)させてほしい」と語った。中國代表の面々も大いに鼓舞されたようで、次回も彼らの出迎えを受けたいと願っているだろう。
中國とは対照的に、日本國內(nèi)のムードは極めて重苦しく、元気がなく、チームの雰囲気も沈み切っていた。日本のメディアは、アギーレ監(jiān)督が続投するかどうかに喧々諤々している。ほとんどのメディアは、八百長疑惑のスキャンダルと今回の成績不振から、同監(jiān)督が留任し、2018年W杯の指揮を取る理由は皆無との見方を示している。
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386