石油製品の価格調(diào)整の扉が26日に再び開(kāi)けられた。國(guó)家発展改革委員會(huì)のサイトが伝えたところによると、ガソリン価格は1トンあたり365元（1元は約18.9円）の引き下げ、ディーゼル油は同350元の引き下げで、全國(guó)平均の小売価格にして90號(hào)ガソリンは1リットルあたり0.27元、0號(hào)ディーゼル油は同0.30元の値下げになる。調(diào)整後の価格は1月26日午後12時(shí)から実施される。中國(guó)経済網(wǎng)が伝えた。

▽石油製品は13回連続の値下げ

今回の値下げにより、石油製品は13回連続で値下げが行われたことになり、これにともなって石油製品価格は約6年ぶりに最低を更新した。93號(hào)ガソリンの小売価格は海南省と西蔵（チベット）自治區(qū)を除いて1リットル5元臺(tái)の時(shí)代に入り、一部の低価格地域では97號(hào)ガソリンも同6元臺(tái)の時(shí)代に入る。専門(mén)家の多くが、「春節(jié)（舊正月、今年は2月19日）が近づき、自動(dòng)車(chē)で出かける機(jī)會(huì)が増えるため、今後はガソリンスタンドの割引率が縮小するとともに、春節(jié)期間の特別運(yùn)行體制（春運(yùn)）で交通量も増えるため、石油製品小売市場(chǎng)の狀況は好転する可能性がある」と予測(cè)する。

中宇資訊の高承莎アナリストは、「最近の國(guó)際市場(chǎng)における原油は供給量の持続的減少、市場(chǎng)の需要の不振、グローバル経済発展の悲観的な見(jiàn)通しといったさまざまな要因に制約され、下落の勢(shì)いが明らかに鈍化し、価格変動(dòng)狀況は全體として変動(dòng)周期の長(zhǎng)い時(shí)期に入っている。石油製品市場(chǎng)の現(xiàn)狀から考えて、1月の全國(guó)のエネルギー需要は大幅に縮小しており、これにはプロジェクトのインフラ建設(shè)、鉱物資源の採(cǎi)掘加工といった産業(yè)の著工率の低下、中間業(yè)者の利益の持続的な縮小と操作ミスにかかる圧力の大きさにより、一部の企業(yè)が前倒しで市場(chǎng)を撤退してリスクを回避する道を選択したことなどが原因としてあり、こうした狀況が市場(chǎng)ニーズの持続的な落ち込みを招き、主業(yè)務(wù)と民間の販売狀況を低迷させ、結(jié)果として両者が価格戦を利用するようになり、市場(chǎng)の顧客を激しく奪い合う構(gòu)図が出現(xiàn)している」と話す。

▽次の価格調(diào)整は據(jù)え置きか

歐州や米國(guó)の原油先物取引価格は現(xiàn)在、グローバル石油市場(chǎng)のバロメーターとなっており、各地の石油や石油製品の価格設(shè)定を誘導(dǎo)する役割を果たしている。中國(guó)の石油製品の価格設(shè)定メカニズムでは、歐米の數(shù)種類(lèi)の石油価格を參考基準(zhǔn)としつつ、最終的には歐米原油先物取引価格の誘導(dǎo)に従う形となっている。