今年の1月19日から実施されている日本の中國人向けビザ(査証)発給要件の緩和により、中國人の間で日本旅行がブームとなっている。中國の大手旅行サイト「攜程旅行網(wǎng)」が2日に発表した最新データによると、今年の春節(jié)期間(舊正月、今年は2月19日)に販売された日本観光ツアーの數(shù)はここ數(shù)年で最高となり、自由旅行?団體旅行ともにほぼすべて売り切れとなっているという。日本へ旅行に行く中國人の年齢層の多様化を受け、旅行社は異なるテーマに基づいたコースを売り出している。その中でも、特にアニメをテーマとしたコースが極めて大きな注目を集めている。新民晩報が伝えた。
■日本のビザ発給要件緩和で2015年の日本旅行がブームに 訪日観光客の層も多様化
19日に正式にスタートした日本のビザ新政策の主な変更點は、個人観光客向けの3年マルチビザの申請要件が緩和されたことや高所得層に対するマルチビザの有効期限が5年に延長されたことだ。これによって、多くの観光客がビザ申請にかかる時間や費用を抑えられるようになった。
新政策の実施や為替の円安傾向、さらに2014年度の免稅対象品の範(fàn)囲拡大などの影響もあり、2015年の春節(jié)期間の日本旅行の人気度はここ數(shù)年で最高となり、ネットサイトで売り出されると即完売となった。攜程旅行網(wǎng)のデータによると、自由旅行と団體旅行に申し込んだ人の數(shù)は前年同期比100%増。日本は今年の春節(jié)で最も人気の海外旅行先の1つとなった。
日本政府観光局(JNTO)のデータによると、2014年に訪日した外國人観光客の中で、中國大陸部からの観光客の數(shù)は、ランキング第3位の計240萬9200人に上り、前年比83%の急激な増加となった。中國の旅行會社の販売狀況によると、攜程旅行網(wǎng)の2014年度のツアーで自由旅行および団體旅行に申し込んで訪日した観光客は數(shù)十萬人で、前年同期比80%の増加となり、過去數(shù)年來で最高を記録した。
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