春節(jié)（舊正月、今年は2月19日）の長期休暇が終わり、全國両會（全國人民代表大會と全國政治協(xié)商會議）がまもなく開催される。人民日報はこれに合わせ、論説員による連載企畫「『4つの全面』の協(xié)調的推進を論じる」の掲載を25日に開始した。人民網が伝えた。

　習近平総書記は昨年12月、「小康（ややゆとりのある）社會の全面的建設」「改革の全面的深化」「全面的な法による國家統(tǒng)治」「全面的な厳しい黨內統(tǒng)治」からなる「4つの全面」を江蘇省を視察した際に初めて打ち出した。習総書記はその後、全國政治協(xié)商會議の新年茶會や黨校の省部級主要指導幹部のテーマ別シンポジウム、中央政治局の會議やグループ學習、春節(jié)の団體祝賀會などでも、これを繰り返し強調し、新たな言い方として注目が高まっていた。

▽「4つの全面」の本質――広大な戦略配置

　「4つの全面」は、奧深い戦略思想を持った戦略配置にかかわる考え方である。人民日報の記事はこの4つについてそれぞれ「初めて」の要素を明確化し、その重要性を強調した?！感】瞪鐣稳娴慕ㄔO」が初めて、「中華民族の偉大な復興という中國の夢を実現する要の一歩」と位置付けられた?！父母铯稳娴纳罨工尉t目標が初めて、「中國の特色ある社會主義制度を整備?発展させ、國家の統(tǒng)治體系と統(tǒng)治能力の近代化を推進する」ことと確定された。「全面的な法による國家統(tǒng)治」が初めて、「全面的な改革深化」の「姉妹編」とされ、「鳥の両翼、車の両輪」として位置付けられた?！溉娴膜蕝棨筏h內統(tǒng)治」の道が初めて示され、「厳しい黨內統(tǒng)治の系統(tǒng)性?予見性?創(chuàng)造性?実効性の増強」が求められた。（編集MA）

　「人民網日本語版」2015年2月26日