ネット業(yè)界の大企業(yè)が気前よくお年玉を配ったほか、友人間のお年玉の送り合いも春節(jié)の娯楽の一つとなった。微信のデータによると、深センのある男性は大晦日に6萬9478.31元を受け取り、微信のお年玉ランキングのトップとなった。アリペイによると、杭州市の朱さんは春節(jié)に、「お年玉一斉送信モデル」なるものを打ち出し、6萬4520件のアリペイのお年玉を送信し、お年玉の総金額は26萬元に達(dá)し、「全國で最も気前のよい土豪(金遣いが荒く品のない金持ち)」とされた。
「ユーザーはチャットというと微信を思い浮かべ、支払いというとアリペイを連想する」。電子商取引に詳しい魯振旺さんによると、攜帯電話のお年玉キャンペーンを通じて、微信はモバイル決済でより多くの入り口を獲得しようとし、アリペイはソーシャル機(jī)能を増強(qiáng)しようとし、各自が自己の短所の補(bǔ)強(qiáng)をはかっている。アリペイと微信は今度の春節(jié)のお年玉合戦である程度、「ウィンウィン」を?qū)g現(xiàn)したと言える。
▽攜帯のお年玉に所得稅はかかるか
春節(jié)期間、大の大人がそろってお年玉獲得に一喜一憂した一方で、「微信お年玉には稅がかかる」という噂も流れ、多くの人の関心を集めた。微信お年玉は資金の移転とみなされるため、資金を受け取った方に個(gè)人所得稅支払いの問題が存在するというのである。
北京市國家稅務(wù)局のある職員はこれについて、「微信お年玉」には大きな偶然性が存在しており、こうした偶然所得については中國の「個(gè)人所得稅法」で20%の所得稅が課されるものとされていると指摘する。一方、「個(gè)人所得稅法実施條例」の規(guī)定においては、偶然所得を「個(gè)人が賞を獲得したり、くじに當(dāng)たったりした際の偶然的な所得」と位置付けた上で、課稅については具體的な金額の制限は設(shè)けていない。だが実際の操作においては、問題となるのは金額が大きい時(shí)だけとなっている。
微信お年玉に対する現(xiàn)在の微信の規(guī)定によると、お年玉の金額は1回200元を超えてはならないこととされている。北京大學(xué)金融法研究センターの李明博士はこれについて、民間のお年玉の贈(zèng)與について中國の法律は明確な規(guī)定を設(shè)けていないとする。民間の風(fēng)習(xí)についてはこれを許容する態(tài)度を取ることが望ましい。ただ「微信お年玉」の參加者はより幅広く、従來の親族間のお年玉の贈(zèng)與とは一定の違いがあるため、その法的な地位はさらに明確化する必要がある。もっとも課稅の実施コストと社會(huì)的効果を考えると、「微信お年玉」に所得稅がかかるかは理論の問題にとどまり、実現(xiàn)性は低いと見られる。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月26日
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