近年人々の健康に対する意識(shí)が日増しに高まるにつれ、養(yǎng)生保健茶が徐々に庶民の生活の中に浸透してきた。中國(guó)醫(yī)學(xué)で「上火」と呼ばれる、體內(nèi)に熱がこもってしまう狀態(tài)や喉の痛みを感じた場(chǎng)合、一部の人はすぐに菊花茶や金銀花茶を飲んで対処する。これらのお茶は、苦さの中にほのかな甘みがあり、飲むと確かに癥狀も緩和される。しかし、養(yǎng)生茶の効果を十分に発揮させるには、具體的な癥狀や體質(zhì)の特徴に合わせて成分を調(diào)合しなければならない。長(zhǎng)期間ずっと変わらず1種類のお茶を飲み続けるのはあまりよくない。ここでは、長(zhǎng)期間飲み続けてはならない養(yǎng)生茶を紹介しよう。生命時(shí)報(bào)が伝えた。

■清熱茶

口臭や喉の渇き、尿が黃色いなどの「上火」の癥狀が出た場(chǎng)合、通常金銀生花茶や菊花茶、胖大海茶などの「冷たい」お茶を飲んで癥狀を抑える。最初は確かに一定の効果が見られるが、長(zhǎng)く飲み続けると風(fēng)邪をひきやすくなったり、消化不良を起こしたり、咳や痰が多くなるなどの癥狀が現(xiàn)れ、喉の痛みや渇きは完全にはなくならない。これは、長(zhǎng)期間養(yǎng)生茶を飲み続けると、「陰精」や「陽(yáng)気」を損なってしまうからだ。これにより、體の陰陽(yáng)のバランスが崩れ、免疫力や抵抗力が低下してしまう。

■便秘茶（便秘に効くお茶）

飲食や生活習(xí)慣、ストレスなどの要因から、現(xiàn)在便秘の発生率が非常に高まっており、特に中高年層の便秘が増えている。多くの人はセンナやダイオウ（大黃）、けつめいし（決明子）、アロエなどの漢方の錠剤の代わりに便秘茶を飲む。たいてい飲み始めの頃は、効果が感じられるが、長(zhǎng)く飲み続けると「中気」（＝脾陽(yáng)／消化吸収の機(jī)能）を損ない、息切れや身體のだるさ、倦怠感、內(nèi)臓の下垂などの副作用が起こる。

■ダイエット茶

ダイエット茶には一般的に、センレンシ（川楝子）やくじん（苦參）、ニッキ（肉桂）など、食欲抑制、代謝促進(jìn)、利尿、下痢、炭水化物減少、脂肪吸収などの効果を持つ成分が含まれている。長(zhǎng)期的にこれらの便秘茶を飲み続けると、腹痛、下痢のほか、イライラや怒りっぽい、食欲不振などの副作用が現(xiàn)れる。また、ダイエット茶を飲み始めた頃には一定の効果が得られるが、運(yùn)動(dòng)不足や飲食面で節(jié)制しなければ、往々にして反動(dòng)が現(xiàn)れ、これまでの苦労が水の泡となる。（編集MZ）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年3月23日