故宮博物館で撮影されたヌード寫真がネット上で広まっている。寫真に収められている女性は全裸で、故宮の古代建築をバックにさまざまなポーズを取っている。これらの寫真は、ネット上で大きな議論を巻き起こし、多くのネット民から、「文化財(cái)を冒涜し、風(fēng)紀(jì)を亂した」と攻撃された。これらの批判に対し、この寫真を撮影したカメラマンは、自身の微博（ウェイボー）で、「誤解されるのは表現(xiàn)者の宿命」とコメントしている。

1日午後、ヌード撮影事件を巡る議論が激しくなるに伴い、故宮側(cè)がついに沈黙を破り、情況説明を行った。

故宮博物館関係者は、「事実調(diào)査と監(jiān)視ビデオを確認(rèn)した結(jié)果、5月17日午前8時(shí)30分、故宮が開館した直後に、來(lái)場(chǎng)者の4人が、他の來(lái)場(chǎng)者を押しのけるように、急いで館內(nèi)に入ってきた。午前8時(shí)50分、見回りをしていた博物館職員が、太和殿西側(cè)で適切とは言えない撮影を行っていた4人を発見し、ただちに撮影を制止した」としている。