錦鯉は一種の高級な観賞魚で、日本では江戶時代中期から飼育されてきたと見られる。発祥地は新潟県中部の山古志地區(qū)だ。

山古志は山岳地帯で冬から春にかけての降雪が多く、昔は灌漑用の棚田の池で冬の食用に鯉を飼育していた。後に養(yǎng)殖している鯉の中で色や模様が美しいものを発見し、観賞用にしたのが、現(xiàn)在の錦鯉産業(yè)に発展した。

錦鯉は80種類以上の品種があり、大きさは10數(shù)センチから1メートルに達(dá)し、ガラスの水槽や庭の池で観賞用に育てる。日本は錦鯉業(yè)界で大きな影響力を持ち、業(yè)界の専門用語の多くは日本語が元になっている。山古志では現(xiàn)在も多くの養(yǎng)殖家があり、世界各地に輸出されている?，F(xiàn)地のある養(yǎng)殖家によると、錦鯉の価格は品質(zhì)により大きな違いがあり、貴重なものは1匹3千萬円から4千萬円で取引されるという。（編集YH）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月9日