
このほど開催された中國(上海)國際技術(shù)輸出入交易會(上交會)の會場で、シニアエンジニアの戴貴柱氏が発明した列車用の座席が注目を集めた?!竵韴稣撙蠣帳Δ瑜Δ摔筏扑饯伟k明した座席に座っていた。座ると実に快適だ」。1950年代生まれの戴氏は、1987年に列車に乗った際に苦労した経験から、「長時間座っても疲れない座席」を発明しようという考えが生まれたという。
戴氏は、「列車の座席と背もたれは固定されており、長く座るため適切な角度ではない。これは列車に乗る時の最大の弊害だ。私は當初、座席を前にスライドできるようデザインした。こうすれば脊柱を快適な角度に調(diào)整できる」と述べた。戴氏は1988年に國家特許を出願し、1994年1月にこの座席の発明特許を正式に取得した。
しかし戴氏の発明はこれに留まらなかった。「高齢者が座るロッキングチェアを見て閃いた」という戴氏は8年後のある日、座席の臺座を下に落とすことで快適性をより高めることを思いついた?!敢话愕膜首稀⒈长猡郡欷谓嵌趣蜥幛恧苏{(diào)整するが、私はこれを下向きにした。こうすることで角度をつけられ、スペースを省くことができる。力學的に分析すると、特定の角度により二方向の力が相殺されるため、長時間座っていても疲れない」と説明した。
戴氏は発明した製品を攜え、列車?客車製造メーカーと交渉した。戴氏は「上交會」の場を通じて、この製品の実用化を目指している。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月27日
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