このほど開催された「第4回中國飯店産業(yè)発展大會」において、中國飯店協(xié)會は、「中國飲食業(yè)年度報告」を発表した。これによると、2014年、全國飲食業(yè)における?yún)雺埣鹰攻冤`ドは、3年間続いた減速傾向に終止符を打ち、飲食業(yè)収入は前年比9.7％増の2兆7860億元に達(dá)した。このうち大衆(zhòng)飲食は8割を占め、力強い増加を続けている。新京報が報じた。

中國飯店協(xié)會の韓明會長は、「飲食市場において、高級志向の飲食消費はかなり落ち込んでいる。一方で、大衆(zhòng)消費はますます盛んな勢いを呈し、火鍋、ファストフード、西洋料理などが成長を続けている。中國のホテル飲食は、大衆(zhòng)型へのモデルチェンジ、構(gòu)造の合理化、原動力のシフトなど新たな特徴を帯びている」と指摘した。

飲食業(yè)年度報告によると、2014年、全國の飲食業(yè)収入総額は2兆7860億元、うち大衆(zhòng)飲食収入は2兆2288億元と、総収入の8割を占めた。高級志向の飲食の売上は前年比6％、1人當(dāng)たり消費額は20％、平均売上総利益率（粗利率）は8％、それぞれ減少した。一方、大衆(zhòng)飲食の売上は12％、1人當(dāng)たり消費額は15.2％、平均粗利率は0.3％、それぞれ増加した。また、成長スピードが最も著しいのは、火鍋とファストフードで、2014年売上は、火鍋が16.5％、ファストフードが11％、それぞれ増加した。

報告によると、このような好ましい情勢に乗じて、「今年、新たな新ブランドを打ち出す計畫がある」とした飲食企業(yè)は、約80％に達(dá)した。また、「今年、戦略的投資を?qū)g施する計畫がある」と答えた飲食企業(yè)は71％に上った。

このほか、2014年飲食収入が2億元規(guī)模を上回ったのは、広東?山東?江蘇の3省だった。このうち、最も飲食消費が多かったのは広東省で、昨年の飲食収入は、前年比8.3％増の2836億6千萬元に達(dá)した。一方、北京の昨年の飲食収入はわずか713億元と、全國第19位だった。しかも北京は、全國で唯一、増加スピードがマイナス成長を呈した省市だった。

中國飯店協(xié)會の韓明會長は、このような結(jié)果について、次の通りコメントした。

老舗ホテルの飲食企業(yè)は、業(yè)態(tài)や様式のモデルチェンジに取り組む必要がある。たとえば、高級志向や全般的サービスを適宜加減して提供すること、サービスプロセスを合理化すること、ランニングコストを引き下げることや、ヘルシー型飲食、高齢者向け飲食、コミュニティ飲食、レジャー飲食、宅配?テイクアウト、半加工食品の販売、O2O（オンラインとオフラインの購買活動の連攜）など飲食業(yè)の新形態(tài)には、巨大な発展空間が期待できる。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月12日