子供の安全を守る社會體制の構(gòu)築を目的とした中國初の基金「中社社會工作発展基金會児童安全科技基金」が25日午後、北京で設(shè)立された。同時(shí)に、「中國行方不明児童警報(bào)プラットフォーム」も正式に開設(shè)された。同プラットフォームは、互助性を備えた公益プラットフォームで、保護(hù)者は無料でアプリをダウンロードし、子供の基礎(chǔ)情報(bào)を登録できる。110番をプッシュするだけで、子供の詳細(xì)情報(bào)が公安機(jī)関に送られ、行方不明となった子供を探すために、より多くの時(shí)間を使うことができる。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

同基金の発起人のひとりである「中社社會工作発展基金會児童安全科技基金」の張永將?秘書長は、同プラットフォームについて、次の通り紹介した。

プラットフォームは、攜帯端末の位置情報(bào)にもとづき、10分間10キロ、30分間180キロといった時(shí)間軸に応じた範(fàn)囲內(nèi)で、アプリ利用者が警報(bào)情報(bào)を受け取れる機(jī)能を備えている。子供の記録情報(bào)は、保護(hù)者が実情に基づき更新?保存しなければならない。また、技術(shù)的手法によって、データの気密性は保証される。

屋外大型電子スクリーン、SNSサイト、SNSソフトウェアなど大きな範(fàn)囲でのシステム構(gòu)築を最終目標(biāo)としている。このプラットフォームはすでに、一部の主流SNSソフト、SNSメディア、伝統(tǒng)型メディアとの初歩的な協(xié)力プランが成立している。アプリをダウンロードしていないが提攜ソフトやメディアを利用しているユーザーも、警報(bào)情報(bào)を受け取ることができる。

世界各國は軒並み、行方不明児童に対する有効な対策を模索している?，F(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、世界全體で比較的発達(dá)しており、著しい効果が期待できる方法はいずれも、各種メディア、SNSネットワーク、攜帯電話ショート?メッセージなどのツールを用い、行方不明となった子供の情報(bào)を速やかに一般大衆(zhòng)に知らせ、行方不明児童を発見できる確率を高めるというやり方だ。例えば、1990年代、米國民が大々的に推し進(jìn)めたシステムに「アンバーアラート (AMBER Alert)」がある。このシステムが広まると、行方不明児童を探し出せる確率は97.7％に達(dá)した。このほか、英國、フランス、カナダ、オーストラリア、メキシコ、オランダ、アイルランド、マレーシア各國でも、行方不明児童を速やかに探し出すことができる同様の社會システムが続々と構(gòu)築された。EUでも、行方不明児童を?qū)澫螭趣筏烤o急警報(bào)システムを確立した。インドの民間組織は2000年、32萬人の寄付者を募り、行方不明児童の緊急警報(bào)システムを構(gòu)築した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月26日