商務(wù)部（商務(wù)省）の沈丹陽報道官はこのほど行われた定例記者會見で、「広東、天津、福建の3つの自由貿(mào)易試験區(qū)がプレートを掲げて発足して以來、外資導入の集積効果がはっきりと現(xiàn)れており、導入外資は合わせて226億3800萬元（1元は約19.7円）に上った」と述べた。「京華時報」が伝えた。

沈報道官は次のように説明した。

広東自由貿(mào)易試験區(qū)に登録された新規(guī)設(shè)立外資系企業(yè)は170社で、導入外資は77億7300萬元に上る。広東省の同期の新規(guī)設(shè)立外資系企業(yè)に占める割合は28.76％、導入外資に占める割合は45.26％に達した。主な投資先は金融サービス、商業(yè)貿(mào)易サービスなどだ。

天津自由貿(mào)易試験區(qū)に登録された新規(guī)設(shè)立外資系企業(yè)は80社で、導入外資は117億1200萬元に上る。天津市の同期の新規(guī)設(shè)立外資系企業(yè)に占める割合は58.82％、導入外資に占める割合は69.42％に達した。リース産業(yè)が外資系企業(yè)の新たな人気投資先になっている。

福建自由貿(mào)易試験區(qū)に登録された新規(guī)設(shè)立外資系企業(yè)は146社で、導入外資は31億5300萬元に上る。天津市の同期の新規(guī)設(shè)立外資系企業(yè)に占める割合は71.57％、導入外資に占める割合は53.55％に達した。

また各自由貿(mào)易試験區(qū)の新規(guī)設(shè)立企業(yè)數(shù)が増加を続けている。今年1～5月、広東の新規(guī)設(shè)立企業(yè)數(shù)は1萬4217社で登録資本金は5779億元、天津は4500社で1062億元、福建は9296社で1258億元だった。

今年の中國の自動車輸出は4月に22％減少し、1～4月の海外での出荷臺數(shù)は15％した。

沈報道官は、「おおまかな分析によると、年初以來の自動車輸出量の減少の主な原因には、為替レートの要因、地域の政局の動揺による影響、貿(mào)易制限措置の頻発がもたらした輸出の難易度の上昇が上げられる。また自動車メーカーの海外での投資?工場建設(shè)の歩みが加速し、生産の現(xiàn)地化が実現(xiàn)し、一部の完成車の輸入が部品輸出に転換したことも、中國自動車産業(yè)の輸出を急速に低下させた一大要因だ」と指摘した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月8日