106人のメンバーからなる今年3回目の日本大學(xué)生訪中団が2日、北京に到著し、北京?杭州?上海の3都市の訪問をスタートした。3日夜、中日友好協(xié)會(huì)による盛大な歓迎式が北京で行われ、中國(guó)人民対外友好協(xié)會(huì)の謝元?副會(huì)長(zhǎng)や訪中団の宇都宮徳一郎団長(zhǎng)、在中國(guó)日本國(guó)大使館の石飛節(jié)參事官らが出席し、式辭を述べた。

謝元副會(huì)長(zhǎng)は式辭で、「日本人大學(xué)生の皆さんには中國(guó)での滯在期間中、中國(guó)の経済社會(huì)の発展の現(xiàn)狀を観察し、代表的な歴史?文化の舊跡を參観することで、壯大な北京、秀麗な杭州、繁華な上海への理解を深め、中國(guó)の伝統(tǒng)文化と現(xiàn)代文明をじかに感じてほしい」と呼びかけ、「中國(guó)人大學(xué)生との面と向かっての交流を通じて、相互に學(xué)習(xí)し、相互を理解し、相手に対する友好感情を深めてほしい。學(xué)生らが今回の訪中を契機(jī)として、多くの場(chǎng)所に行き、多くを見て、多くを思い、多くを考え、本當(dāng)の中國(guó)を間近に感じ、訪中で見たことや聞いたことを家族や友人に伝えてくれることを願(yuàn)っている」と語(yǔ)った。

宇都宮徳一郎団長(zhǎng)は式辭で、「今回の訪中団に參加した大學(xué)生は皆、初めての中國(guó)訪問となる。學(xué)生らはいくつかのグループに分かれ、各自のテーマを決め、自分の目で見て、本當(dāng)の中國(guó)を知ることになる」とし、「中國(guó)と日本は一衣帯水の隣國(guó)であり、両國(guó)の友好関係はアジアさらには世界の繁栄の土臺(tái)となる。友好的な隣國(guó)関係を築くには、相互理解が不可欠だ。今回の100人からなる大學(xué)生訪中団が、若い世代の両國(guó)の草の根の交流を一歩前に進(jìn)めるものとなることを信じている」と語(yǔ)った。

石飛節(jié)參事官は式辭で、「數(shù)日前、北京は深刻な煙霧の天気となった。日本メディアでそのことを知り、訪中の決心が揺らいだ人もいるかもしれない。しかし夜に吹いた北風(fēng)のおかげで、青い空と白い雲(yún)の良い天気が戻ってきた。日本メディアでは、北京に快晴が戻ったことはニュースにはならないだろう。北京の大気汚染は依然として深刻だが、ゆっくりと改善しつつある。日本のテレビでは深刻な汚染の様子ばかりが報(bào)道され、一年中汚染が続いているようなイメージがある。だが実際の狀況はそうではない。日本でわかる中國(guó)のことというのは中國(guó)の一部分でしかない。実際に行かなければ、この國(guó)の実際の狀況を知ることはできない」とし、學(xué)生たちに対して、「中國(guó)を內(nèi)側(cè)から感じ、中國(guó)人の友達(dá)を作り、友情を日本に持ち帰り、自分の言葉で友達(dá)に本當(dāng)の中國(guó)の姿を伝えてほしい」と呼びかけた。

今回の日本人大學(xué)生の訪中は、2日から8日までの日程で行われる。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年12月6日