日本東洋大學教授、元朝日新聞論説委員の薬師寺克行氏が3月11日午後、北京市の中國伝媒大學で講演を行った。若さ溢れる中國の大學生を前に、薬師寺氏はユーモアを交えながら、「ニューメディア時代における日本のメディア」をテーマに日本メディアの現(xiàn)狀と役割を紹介した。3時間弱の講演會では、參加者と講演者との間で質(zhì)疑応答も行われ、薬師寺氏は次々と上がる中國の學生からの質(zhì)問に、分かりやすく丁寧に応じた。人民網(wǎng)が伝えた。
質(zhì)疑応答では、ある在中日本人留學生が薬師寺氏に、「私と同世代の日本人大學生の多くは、中國を訪れたことが無く、中國に対していいイメージを持っていません。しかし、私の周りの日本人留學生は皆、中國をとてもいい國だと思っています。日本にいる時、あまり中國のいい面を知ることができなかったことが、今思うと、とても殘念なことだったと思います」と心のうちを吐露した。これに対し、薬師寺氏は「中國を知りたいなら、中國に來ればいい。私は中國に來て直接交流できたことで、中國に対する誤解が解けた。交流は問題を解決するための有効的な手段だ。両國の國民が相互に往來し、ともに関係改善を促していければと思う。相互理解があってこそ誤解を解くことができる」と主張した。また、「日本人留學生の皆さんには、友達にもっと自分の見聞を伝え、どんどん友達を中國に呼んで、両國の友好関係の発展に貢獻してもらいたい」と語った。
講演終了後も、多くの參加者は會場を離れようとせず、薬師寺氏を囲んで交流を続けていた。(編集XM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月13日
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