両親に金銭をせびる成人した我が子に対し、年老いた親は「ノー」という事が出來る。安徽省政府に16日取材したところ、安徽省は高齢者の権利と利益を保証する法案を成立させる予定という事がわかった。高齢の親は子供の「すねかじり」を拒否する権利を持つようになる。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
安徽省は人口が多い省であり、高齢者人口が多い省でもある。このほど、安徽省第12回人民代表大會常務委員會第25回會議で「安徽省『中華人民共和國高齢者の権利と利益保障法規(guī)則』(改訂草案)の実施」に関する改訂狀況の聞き取りを行なった。規(guī)則では扶養(yǎng)者による親に対する扶養(yǎng)義務を規(guī)定し、養(yǎng)老機関は自発的に扶養(yǎng)者に催促できることを明確にした。また社會的な関心を広く集める子供の「すねかじり」問題に対しても明確な規(guī)定を設け、高齢の親は「すねかじり」に対して拒否できることになる。この規(guī)則に対し、「もし子供が扶養(yǎng)義務を怠った場合、高齢の親は「すねかじり」を拒否できるだけでなく、規(guī)則が成立すれば法的権利を行使することもできる」と話す市民もいた。
統(tǒng)計データでは、2014年末までにおいて、安徽省の居住人口のうち60歳以上の高齢者人口は1030萬9千人で同省の総人口の17%を占めている。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月18日
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