漢詩(shī)を楽しむ

日本では、漢詩(shī)を楽しむ人が多い。唐時(shí)代の詩(shī)人?李白（701-762）を研究する民間団體もあり、毎年100人以上のメンバーで、詩(shī)仙と呼ばれる李白のゆかりの場(chǎng)所を訪問している。富山治夫さん(80)もそのメンバーの一人だ。

寫真家の富山さんは、「唐詩(shī)を読むと、描寫されている場(chǎng)所や景色が目の前に現(xiàn)れるかのようで、想像が膨らむ」と目を輝かせる。そして、これまでに100回を超える中國(guó)撮影旅行を敢行し唐時(shí)代の名詩(shī)選「唐詩(shī)選」を見ながら、そこで描寫されている風(fēng)景を探し、それをカメラに収めている。江西省の廬山の滝や湖南省にある樓閣「岳陽樓」、甘粛省の砂漠のオアシス「月牙泉」、唐時(shí)代の詩(shī)人?杜甫が四川省成都市に住んでいた時(shí)の住居「杜甫草堂」など、中國(guó)の有名な名勝のほとんどに足を運(yùn)んだ。