第52回ミュンヘン安全保障會(huì)議は13日、討論會(huì)「中國と國際秩序」を行い、中國の傅瑩全人代外事委員會(huì)主任、オーストラリアのケビン?ラッド元首相らが出席し、朝鮮核問題などをめぐり激しい議論を繰り広げた。新華網(wǎng)が伝えた。

「中國はすでに朝鮮に対して完全にコントロールを失ったのではないか？」との司會(huì)者の質(zhì)問に、傅主任は「典型的な西側(cè)思考の質(zhì)問だ」と笑って応じ、會(huì)場も笑い聲に包まれた。

傅主任は「中國は自らが他國をコントロールすべきだと考えたことはないし、自らが他國にコントロールされることも望まない。朝鮮核問題において、米國は中國に協(xié)力を求める一方で、同盟國とミサイル防衛(wèi)システム「THAAD」の配備を協(xié)議している。中國人はこれに困惑と憤りを覚えている。中國側(cè)は朝鮮核問題における各國の懸念を理解している。王毅外交部長（外相）が12日にメディアに語ったように、第1にどのような狀況下でも朝鮮半島に核があってはならない。第2に武力で問題を解決してはならない。第3に中國の安全保障上の利益を損なってはならない。中國側(cè)は6カ國協(xié)議の再開を主張し、全ての國の懸念の解決に努力し、最終的に核放棄を選択するよう朝鮮に促している。中國は自らの責(zé)任を盡くすが、米國の責(zé)任を肩代わりすることはできない。米國はいつも問題を中國に外部委託しようとしてはならない。朝鮮の安全保障上の懸念を解決する鍵は米國が握っている」と述べた。

また「王部長が12日にケリー國務(wù)長官とミュンヘンで朝鮮核問題について良い話し合いをした。みながいずれも責(zé)任を盡くすことを望む」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年2月15日