「浙江麗水緑谷めぐり」「霊秀九華祈願(yuàn)めぐり」「仙山婺水金華めぐり」「丹霞巖茶武夷めぐり」「魅力婺源黃山めぐり」－－。これらは、長江デルタ地域の高速鉄道列車で行く「日帰り」または「1泊2日」ツアー商品で、観光客の間では「春満喫?行楽列車」と呼ばれている。今年の清明節(jié)連休中、日帰りまたは1泊2日で各観光地を満喫する個(gè)人旅行は、長江デルタ地域における高速鉄道列車を利用した「春の行楽」の一大スポットとなった。新華社が伝えた。

中國で観光業(yè)が最も盛んな地域のひとつである江蘇、浙江、安徽、上海3省1市は、數(shù)多くの中國優(yōu)秀観光都市と數(shù)百カ所に上る國家5A?4A級(jí)観光地を擁し、広範(fàn)囲に多數(shù)分布している品質(zhì)の優(yōu)れた観光資源は、國內(nèi)外から多くの観光客を惹きつけている。長江デルタ地域の高速鉄道、都市間鉄道、旅客輸送専用線は、利用客の普段の外出に便宜をもたらすと同時(shí)に、緻密な高速鉄道観光ネットワークを構(gòu)成している。マイカー旅行は、時(shí)間的制約がない代わりに、交通渋滯という問題を抱えていることから、週末や小連休には、高速鉄道を利用して春の行楽旅行に出かけるという選択をする旅客が増えてきている。

高速鉄道を利用した旅行はここ數(shù)年、重要な選択肢となりつつあり、祝休日の高速鉄道利用者數(shù)は年々増加傾向にある。今年の清明節(jié)連休中、長江デルタ地域における高速鉄道利用者數(shù)は800萬人、一日あたり200萬人に達(dá)した見込み。この數(shù)値は、前年同期より71萬6千人増、増加率は9.8％に上った。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月5日