＜在中日本人の記録番組＞中國(guó)と共に生きる　第18回>>>

地質(zhì)?資源?環(huán)境などを中心に研究が行われる政府の重點(diǎn)校、中國(guó)地質(zhì)大學(xué)(北京)の博士課程で、約6,500萬(wàn)年昔の巨大生物、恐竜を研究する日本人女性がいる。甘粛省や遼寧省といった恐竜の化石が多く出土する地域の山間部や砂漠に入っては、男性陣に混じってハンマーやたがねといった道具を用いた力作業(yè)もこなす。今回は恐竜に魅せられ、中國(guó)の大地を駆け巡る逞しい女性古生物研究者、黒須球子さんをご紹介したい。

「なんてカッコイイんだ」。両親に連れられ訪れた上野の國(guó)立科學(xué)博物館で、巨大で兇暴な姿の生き物のオブジェを生まれて初めて目の當(dāng)たりにした時(shí)、恐怖ではなく、何か大きな感動(dòng)が幼い黒須さんの小さな身體を満たした?！缚指oの研究者になりたい」、周りのどの女の子も描かない夢(mèng)を描き、大學(xué)院では古生物學(xué)を?qū)煿?、中?guó)やカナダなど、世界各地の発掘現(xiàn)場(chǎng)を訪れては採(cǎi)掘作業(yè)に汗を流し、太古の生物の化石と向き合う日々を過(guò)ごした。中でも、恐竜の化石発掘ツアーで中國(guó)內(nèi)モンゴルに広がる大草原を訪れた際は、到著して車を降りたそのすぐ足元から至る所に點(diǎn)在する化石の數(shù)々に、「なんて凄い場(chǎng)所なんだ。ここなら毎日恐竜の研究だけしていられる???」とその規(guī)模の壯大さに感銘を受けたことを、今でも鮮明に覚えている。中國(guó)との縁を結(jié)んだのはこの時(shí)だ。後日、大學(xué)の先生に「中國(guó)から権威ある古生物學(xué)の教授が來(lái)られる」と言われ、內(nèi)モンゴルでの感動(dòng)が蘇ってか、即紹介をお願(yuàn)いした。そうして出會(huì)ったのが、現(xiàn)在黒須さんの指導(dǎo)教官を務(wù)める中國(guó)地質(zhì)科學(xué)研究所の季強(qiáng)（ジー?チャン）研究員だ。中華竜鳥（シノサウロプテリクス）や最古の有胎盤哺乳類ジュライマイアなどを初めとする數(shù)多くの研究を手がけ、NHK「生命大躍進(jìn)」の監(jiān)修も務(wù)める人物で、中國(guó)きっての恐竜博士だ。