日本メディアの5日付報道によると、日本の海上自衛(wèi)隊(duì)は今月中旬に行われる米比合同軍事演習(xí)に大型ヘリコプター護(hù)衛(wèi)艦「いせ」を派遣する考えだ。新華社が伝えた。

「いせ」を除けば、自衛(wèi)隊(duì)艦艇が最近フィリピンに相次いで停泊し、米比合同軍事演習(xí)に參加しようとしていることは南中國海問題への介入、南中國海での軍事的浸透の強(qiáng)化という野心をはっきりと示すものであり、國民の危機(jī)感を煽り、軍拡?憲法改正の世論をつくる「軍事的拡張」傾向を示すものでもあり、警戒に値する。

【「いせ」の巧妙な経略】

共同通信社は5日、日本防衛(wèi)省消息筋の話として、海上自衛(wèi)隊(duì)が今月下旬に「いせ」を初めてフィリピン?スービック灣に停泊させ、米比両國海軍との合同演習(xí)「バリカタン」実施について調(diào)整することを明らかにした。「いせ」は日本最大のヘリコプター護(hù)衛(wèi)艦「ひゅうが」の2番艦であり、2009年8月に進(jìn)水した?！袱窑澶Δ工先L197メートルで、基準(zhǔn)排水量は1萬3950トン。外形が空母に酷似しているため、日本メディアは「空母型」護(hù)衛(wèi)艦と呼んでいる。スービック灣に停泊する前に、伊勢は今月12日にインドネシア海軍の主催する國際観艦式および多國間合同演習(xí)に參加する。

「いせ」以外に、海上自衛(wèi)隊(duì)の「おやしお」型潛水艦1隻および護(hù)衛(wèi)艦2隻もフィリピンで「バリカタン」に參加する?！弗啸辚骏蟆工厦妆趣瑲澳陮g施する合同軍事演習(xí)であり、當(dāng)初の重點(diǎn)はテロ対策や、アブ?サヤフなど反政府武裝組織の取り締りにあった。だが近年、意味合いが変化し、演習(xí)の規(guī)模が拡大し続けているだけでなく、一層敏感な地區(qū)で演習(xí)が行われるようになっている。

新華社駐東京記者の藍(lán)建中氏によると、「いせ」は強(qiáng)大な対潛能力を有する。日本が同ヘリ護(hù)衛(wèi)艦と「おやしお」型潛水艦を共に派遣したのには、フィリピンを含む一部の南中國海周辺諸國に発破をかけ、中國とより積極的に対立するよう煽動する狙いがある。