小學(xué)3年生になったばかりの夏啓厳くん(8)は「金を拾っても貓ばばしない」という成語の意味がまだ分からない。しかし彼は、「お金を拾ったら返さなければいけない。パパとママが教えてくれたから。道端でお金を拾ったら、警察のおじさんに渡すこと」と話す。華西都市報(bào)が伝えた。
5月23日、授業(yè)が終わり一人で家に帰る途中の夏くんは四川省成都市雙流の街角でブラウンの財(cái)布を拾った。中を空けてみると現(xiàn)金2600元(約4萬3420円)と身分証、銀行のキャッシュカードが入っていた。「落とし主は絶対に困っている」。夏くんはその場で財(cái)布の持ち主を待つことにした。そして20分後、落とし主の楊さんが現(xiàn)れた。目の前の人と財(cái)布の中にあった身分証の寫真が同じということを確かめた夏くんは財(cái)布を渡したあと、あっという間に走り去っていった。楊さんは數(shù)百メートル追いかけて彼を止め、名前と學(xué)校は聞いたがクラスを聞けずじまいだった。
楊さんはあちこち探し回り男の子が通う新興小學(xué)校をつき止めた。守衛(wèi)室から4人のクラス擔(dān)任に聞いたところ、ようやく夏くんのクラスがわかった。24日午前11時(shí)頃、楊さんは200元(約3340円)で鉛筆2本、本2冊、コマ1箱を購入し、再び學(xué)校を訪れこの男の子の下校を待った。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月26日
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