北京時間28日午前10時、シルバーカラーの「子弾頭(高速列車)」が昆明南駅を出発した。約11時間で2252キロメートルを疾走し、中國全土の東西半分以上を貫いて上海に到著した。滬昆(上海-昆明)高速鉄道貴陽北-昆明南區(qū)間と雲(yún)桂(雲(yún)南-桂林)高速鉄道百式-昆明南區(qū)間の開通に伴い、上海-昆明、広州-昆明高速鉄道が全線開通した。これにより、雲(yún)南省は全國高速鉄道ネットワークに組み入れられ、中國「四縦四橫」高速鉄道ネットワークが基本的に完成した。新華社が伝えた。
銭江晩報の報道によると、多くの人々が今回の滬昆高速鉄道の開通を、「上海の小籠包と雲(yún)南の過橋米線が握手した」と冗談まじりにコメントしている。路線に沿って、上海の生煎包(焼き饅頭)?蟹殻黃(蟹形パイ)から、長沙の臭豆腐?口味蝦(ザリガニ料理)や貴陽の腸旺麺(豚の肉?モツ?血がトッピングされたラーメン)?牛肉粉を経て、昆明の過橋米線(米でできた麺料理)?香烤餌塊(野菜餡を生地で包んだものを焼いた料理)にいたるまで、「グルメ好き」にとってはたまらない名物料理の數(shù)々が堪能できる。
路線には、滇池、黃果樹瀑布、花江大峽谷、平壩天臺山、洞庭湖、■陽湖(■は番へんにおおざと)、西湖などの美しい景色が名を連ねている。また、岳陽樓、長沙の天心閣、滕王閣、さらには寧波の天一閣など、「中國十大文化名樓」のうち5つが沿線に並んでいる。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年12月29日
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