毎朝7時25分、高速鉄道列車G9002號に乗り込み、河北省廊坊市から北京に向かう。夜8時42分には、G9001號で戻る。片道の所要時間はわずか22分。このような「両都市を往復(fù)する生活」を送る張さん（女性）は、「省?市を越えた通勤だが、便利この上ない」と話す。人民日報海外版が伝えた。

國家発展?改革委員會（発改委）は28日、「北京?天津?河北地區(qū)都市間鉄道ネットワーク計畫改正方案（以下、『方案』と略）」を発表。2020年までに北京と覇州を結(jié)ぶ鉄道など9項目のプロジェクトを?qū)g施する。これは、北京?天津?河北エリアに住む約1億人が、「1時間交通圏」に段階的に取り込まれることを意味している。

米ニューヨーク?タイムズ紙はかつて、北京?天津?河北一體化について、「北京?天津?河北一體化の対象範(fàn)囲は、超特大都市の中心部から100キロ以內(nèi)という歐米諸國の基本的認識を打破するものだ。中國高速鉄道のスピードが、より広範(fàn)囲における『1時間経済圏』の形成を可能とした。これも、中國が新たな環(huán)境下で飛躍的な発展を遂げつつあることの現(xiàn)れだといえる」と評論した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月29日