日本では、殘業(yè)しないというのは確かに難しい。その原因は、膨大な量の仕事があるにもかかわらず、ここ數(shù)年は不景気であるため、多くの企業(yè)は人員整理やリストラを?qū)g施し、殘った従業(yè)員だけでその仕事をこなすとなると、殘業(yè)は不可避となるからだ。また、日本の終身雇用制度は就職市場の活力不足の要因となっており、転職してもっといい仕事を見つけるというのは難しいため、今の仕事を続けるために長時間労働をしなければならなくなる。さらに、日本の多くの大企業(yè)は勤続年數(shù)で給與が変わる制度を採用しており、勤続年數(shù)が長いほど出世の道が開け、1週間に10時間多めに働く従業(yè)員ほど、管理職などに就ける可能性が上がる。
全體的に見て、日本で年間通じて殘業(yè)をしている人はいくつかのタイプに分類できる。まず、會社に対する忠誠度が高いタイプだ。このタイプの人は會社の雰囲気を大切にし、チームワークは重要だと考えているため、自分の仕事が終わったとしても、同僚の仕事を手伝うために殘業(yè)をする。次に効率の悪い人。このタイプの人はとにかく要領(lǐng)が悪く、仕事のスピードを遅くし、結(jié)局仕事を後回しにする。しかし、同僚から見ると、そのような人はずっと一生懸命仕事をしているように見える。そして、仕事のメリハリを知らないタイプの人。このタイプの人は子供のころから、學(xué)校で勉強し、部活をし、家に帰ると塾へいくという忙しい生活を送ってきたため、暇な時間ができると逆に不安になる。最後に仕事が終わった後の付き合いが斷れない人だ。日本の會社では飲み會がよく企畫される。日本人の間では「飲みニケーション」という言葉もあり、チームワークを非常に重視する日本人に、そのような飲み會參加を斷るという勇気はない。
日本にも、「殘業(yè)の回數(shù)や時間を減らすのは不可能ではない」と指摘する聲もある。そのためには、まず、仕事の內(nèi)容や時間をきっちり定め、期限內(nèi)に仕事を終わらすことが必要だ。また、「殘業(yè)する従業(yè)員は真面目な社員」という間違った考えを改め、仕事の長さではなく、効率と質(zhì)を向上させることに考えを向けるべきだ。そして、間違った「チームワーク」の精神に屈することなく、自分の意思を持つ勇気を持ち、殘業(yè)している人に付き合って仕方なく殘業(yè)するのはやめなければならない。最後に、仕事と生活のバランスを保たなければならない。仕事が楽しい場合もあるが、仕事が生活の全てでは決してない。楽しみを得るための他の方法も見つけなければならない。真剣にすれば、終わらない仕事などないはずだ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年2月20日
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn