2月27日、韓國(guó)のミサイル防衛(wèi)システム「THAAD」配備プロセスはさらに危険な一歩を歩んだ。韓國(guó)國(guó)防省は、ロッテグループが同日の理事會(huì)で韓國(guó)軍側(cè)のTHAAD配備に関する土地交換合意を承認(rèn)したことを確認(rèn)した。これに対して、中國(guó)外交部（外務(wù)?。─现堡沥藬喙踏郡敕磳潳葟?qiáng)い不満を表明し、THAADの韓國(guó)配備に反対する中國(guó)側(cè)の意思は揺るぎないものであり、必要な措置を講じて自らの安全保障上の利益を守り、これにより生じる全ての結(jié)果は米韓が擔(dān)うことになると強(qiáng)調(diào)した。（人民日?qǐng)?bào)「鐘聲」國(guó)際論評(píng)）

韓米雙方はTHAAD配備は「朝鮮の核兵器及びミサイルの脅威」に対するものであり「他のどの國(guó)もTHAAD配備に懸念を抱く必要はない」と再三強(qiáng)調(diào)し、さらには技術(shù)的詳細(xì)を引き合いに出し、THAAD配備は中國(guó)と無(wú)関係だと弁解している。だが、いくら釈明しても客観的事実を覆い隠すことはできない。

THAADのXバンドレーダーの探知半徑は2000キロメートルに達(dá)する。その監(jiān)視範(fàn)囲と迎撃対象は韓國(guó)の自稱する半島防衛(wèi)上の必要を遙かに超え、中國(guó)內(nèi)陸部に達(dá)するだけでなく、ロシア極東の主要地域もカバーする。これは事実上、域內(nèi)國(guó)を米國(guó)の監(jiān)視下に置き、韓國(guó)を米國(guó)のミサイル防衛(wèi)システムに組み込むものだ。

韓國(guó)政府は、他國(guó)の利益上の懸念を顧みず、いわゆる「國(guó)の安全を守る」ことを理由にTHAAD配備を強(qiáng)行することが、朝鮮半島情勢(shì)の緊張を一層激化させるだけでなく、北東アジアに新たな軍拡競(jìng)爭(zhēng)を引き起こし、関係國(guó)が戦略抑止能力を強(qiáng)化せざるを得ないことを分かっているはずだ。ロシア科學(xué)アカデミー極東研究所の所長(zhǎng)は、米韓によるTHAADの韓國(guó)配備推進(jìn)は過(guò)去數(shù)年間北東アジアで起きた最も深刻な軍事的挑発だと指摘する。米國(guó)はこの配備によって北東アジアで軍拡競(jìng)爭(zhēng)を開(kāi)始することを企てており、朝鮮に心理的圧力を加えるだけでなく、露中両國(guó)を念頭に置いている。1月12日、中露は第6回北東アジア安全保障協(xié)議を開(kāi)いた。雙方は米韓がTHAADの韓國(guó)配備を継続することに改めて重大な懸念と斷固たる反対を表明した。雙方はさらなる対応措置を講じて、中露雙方の利益と地域の戦略バランスを守ることを決定した。