鄭騰飛氏の人気がネット上で急上昇している。
鄭さんは昨年末、「煙霧対策のためには、政府の責(zé)任を追及するたけではなく、住民も各自の考え方を見(jiàn)直す必要がある」と訴える文章をネット上に公開した。彼女は、技術(shù)革新?環(huán)境保護(hù)教育は、煙霧問(wèn)題の解決に有効であり、一人ひとりがまず、自分自身をコントロールすることから始める必要があると考えている。
彼女の文章は広く転送されたが、疑念を示す聲も後を絶たなかった。多くのネットユーザーは、「政府を弁護(hù)している」、「煙霧改善の責(zé)任主體を曖昧にしている」として、彼女を非難した。鄭さんはそれらの非難に心を痛め、「私は、環(huán)境悪化の原因は、我々のニーズが環(huán)境のキャパシティを上回っていることを皆に認(rèn)識(shí)してほしかっただけだ。我々自身でより多くのことができる」と訴えた。
鄭さんは環(huán)境保護(hù)主義者だ。紙飛行機(jī)作りが大好きな子供たちのために、彼女は地下鉄に乗った時(shí)に數(shù)枚のチラシを持ち帰る。學(xué)校で使った印刷用紙を使うこともある。彼女は、このような方法で廃棄物を利用し、資源を節(jié)約できると考えている。また、子供たちは本を読むことも好きだが、本を購(gòu)入することは滅多になく、主に借りるようにしている。彼女はこのようなリサイクル?シェア方式を有料で利用すれば良いと思っている。また、社區(qū)(コミュニティ)內(nèi)でも、移動(dòng)図書室など、シェアが可能な資源はもっと多く存在すると指摘した。
鄭さんの意見(jiàn)では、中國(guó)経済の発展はここ數(shù)年目覚ましい一方で、環(huán)境保護(hù)意識(shí)の高まりはそれに追いついていないという。彼女は2014年、米マサチューセッツ工科大(MIT)で博士號(hào)(化學(xué))を取得したのち上海に戻り、教育の世界に身を投じた。
彼女は、「次世代の考え方と意識(shí)が、今後の方向性を左右する。このため、子供には、小さい頃から環(huán)境保護(hù)?資源節(jié)約?節(jié)制について教える必要がある。まずは、保護(hù)者が身をもって示すことだ。子供たちを自然に親しませ、世界や生命に対してより深い理解や感情を持たせることが大切だ」と強(qiáng)調(diào)した。これは、鄭さんが考える教育の価値であり、人と環(huán)境が調(diào)和して歩むべき道でもある。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年3月1日
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