攜程旅遊網(wǎng)の2016年訪中観光客の統(tǒng)計データによると、外國人観光客の観光都市トップ10は順に、上海、北京、廈門(アモイ)、広州、成都、杭州、青島、深セン、南京、西安だった。韓國、日本、タイの観光客は、とりわけ、上海?北京?成都の3都市を観光旅行の第一選択肢としている。マレーシアやシンガポールからの観光客は、広州とアモイの2都市を訪れる傾向が高い。外國人観光客の間で最も人気が高い旅行先トップ3都市は、北京?上海?西安で、うち、「北京は必ず訪れる」という人は54.3%、「上海を訪れる」人は14.5%、「西安を訪れる」人は9.2%だった。このほかランキング上位に入った都市のうち、中部地區(qū)で人気が高かったのは成都?桂林?麗江、南部地區(qū)で人気が高かったのは広州?アモイだった。
中國人による海外旅行がますますブームになるのと同様、外國人観光客の中國旅行熱も高まる一方だ。2016年は2015年と比べると、高速鉄道を利用する外國人観光客の數(shù)が増え、2015年には18%だったのが、2016年には39.2%まで上昇した。一方、空の旅を選ぶ外國人観光客の割合は20ポイント低下した。また、外國人観光客の宿泊に関するニーズにも変化が生じている。2015年と比べ、外國人観光客が高級ホテルでの宿泊を希望する割合は4ポイント低下した一方、特色ある名門旅館や小型旅館のニーズは7.2ポイント上昇、これらの宿泊施設に宿泊した外國人観光客(延べ人數(shù))は178.6%増加した。より特色を備えた中國文化要素の強い旅館が、徐々に外國人観光客の間で注目され始めている。
統(tǒng)計データによると、2016年、攜程の海外取引額は100億元に達し、うち20億元はインバウンド取引で、延べ300萬人の外國人観光客を受け入れた。攜程旅遊網(wǎng)の熊星?執(zhí)行副総裁は、「我々の海外業(yè)務における各旅行提攜パートナーとの企畫や業(yè)務分擔は、ほぼ3つの方向性と目標に分類できる」と語り、以下3點を取り上げた。
1)國家政策?観光政策に寄與し、中國観光業(yè)の國際影響力を高める。
2)観光アウトバウンドを促進し、インバウンドを大々的に発展させ、観光商品の輸出拡大を新たな外貨収入源とする。
3)観光による貧困扶助を目指す。革命聖地観光の発展を促し、革命聖地における貧困扶助問題を解決するよう盡力する。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月6日
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