2010年に中國で放送された大型歴史ドラマ「三國志 Three Kingdoms」が今年に入り、タイのテレビチャンネル3で毎日午後6時20分から放送され、その生き生きとしたストーリーとハイレベルな撮影技術で、多くのタイの視聴者を魅了している。また、ミャンマーで大ヒットしたドラマ「包青天」が、リニューアルされ、ミャンマー語に吹き替えられて3月19日から毎晩放送されることになっている。人民日報が報じた。
文化が似通っているためタイでも受け入れられやすい中國ドラマ
中國四大奇書の一つに數(shù)えられる「三國志演義」はタイに伝わって約100年が経ち、タイの多くの學校がその一部を教科書に盛り込んでいるほか、それをテーマにした映畫やドラマがタイでも放映されている。タイのテレビチャンネル3の副最高経営責任者(副CEO)は取材に対して、「現(xiàn)在放送されている『三國志 Three Kingdoms』は素晴らしい作品だ。製作技術はハイレベルで、ストーリーの流れも斬新であるため、タイの視聴者に楽しんでもらえると信じている。また、『三國志演義』を読んだり、そのドラマを見たりしたことのないタイの若者にとっても、三國時代の文化を知る機會となっている」と話した。
タイのチュラーロンコーン大學中國語學部の譚國安教授は、中國で1994年に放送されたドラマ「三國演義」の字幕作成に攜わった経験があり、「中國とタイの文化は互いに通じ合うものがあるため、中國の映畫?ドラマはタイの人にとっても受け入れやすい。タイの多くの華人は子供のころから中國の伝統(tǒng)文化の影響を受けているほか、そのような文化の要素がタイの社會にも浸透しており、大きな影響を及ぼしている」との見方を示す。
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