初めまして、武漢市財(cái)貿(mào)學(xué)校で日本語教師を務(wù)めている吉田考と申します。2年間ここに滯在し、中國(guó)と日本の親善に寄與していこうと考えています。まだまだ未熟ながら精一杯職務(wù)に勵(lì)みつつ、多くの交流をしていくつもりです。

　中國(guó)に來てからかれこれ6ヶ月が経とうとしています。最初の3週間は北京で生活し、その後配屬先へ著任したので、活動(dòng)期間はちょうど5か月になります。

　実は配屬先である湖北省には以前滯在したことがあります。以前は恩施市土家族?苗族自治區(qū)の咸豊第一中學(xué)で日本語教師を務(wù)めていました。それが日本語教師初経験で、そこでの経験が忘れられず、再び中國(guó)に來ることを志した経緯があります。

　ただ私が活動(dòng)している武漢はそこと比べられないくらい大きな都市で、民族構(gòu)成も全く異なります。食生活もかなり異なり、なかなか新鮮です。中國(guó)は日本に比べて圧倒的に広い國(guó)土で、地域差が非常に大きい國(guó)だと実感しました。武漢の學(xué)校に配屬されたことは、いい意味で想像していた中國(guó)とは違っていて驚きました。日本で生活するのと遜色がないと感じました。

　武漢市財(cái)貿(mào)學(xué)校は中等専門學(xué)校です。それゆえ一般の高校の大學(xué)入試を目指した教育とは異なります。この學(xué)校の日本語教育は、日本での外國(guó)人技能実習(xí)に參加することが目的です。學(xué)生たちは日本で職業(yè)體験し、將來の仕事に活かすことを夢(mèng)見ています。

　実はこの學(xué)生たちは私が配屬される數(shù)か月前まで、私の前任者が教えていました。初めて彼らに出會(huì)ったとき、流暢な発音で自己紹介をしてもらいました。私は日本國(guó)外で、これほどの會(huì)話能力を持つ學(xué)生がいることに、とても驚かされました。