陸地観測衛(wèi)星データ全國受信基地ネットワーク建設(shè)プロジェクト（以下、同プロジェクト）が全面的に竣工し、中國は宇宙情報分野で新たな段階に進んだ。同プロジェクトは先日北京市で、國による検収に無事合格した。人民網(wǎng)が伝えた。

同プロジェクトは2007年に、國家発展改革委員會の正式な認可を受けて始動。中國科學(xué)院リモートセンシング?デジタル地球研究所が建設(shè)任務(wù)を擔當。長期的な努力により、北京密雲(yún)基地、新疆カシュガル基地、海南三亜基地、北京本部基地からなる全國衛(wèi)星データ受信基地ネットワークを形成した。これにより中國が衛(wèi)星データを直接受信できる範囲は、中國全土とアジアの7割の地域に及び、中國西部及び南中國海などの重要戦略エリアの空白を埋め、中國のリモートセンシング応用のデータサービス能力を大幅に強化し、中國陸地観測衛(wèi)星データ受信を一新させ、中國の地球観測衛(wèi)星地上システム建設(shè)における重大な一里塚となった。

基地ネットワークは現(xiàn)在、全天候?24時間型の分解能が異なる衛(wèi)星のデータ受信能力を持つ。資源衛(wèi)星、環(huán)境衛(wèi)星、高分解能衛(wèi)星、宇宙先導(dǎo)衛(wèi)星、及び國際重要陸地観測衛(wèi)星など、國內(nèi)外の20數(shù)基の衛(wèi)星データサービスを支える。これとセットになる基地ネットワーク運行管理?データ伝送能力を持ち、全國各分野にリモートセンシング事業(yè)化応用及び科學(xué)研究を効率的に提供し、中國の宇宙情報データ支援能力を大幅に高めた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年6月1日