6月、中國のeコマース市場では「仁義なき戦い」が繰り広げられることになりそうだ。eコマース大手の京東が6月18日に販売促進キャンペーンを?qū)g施するのを前に、同じくeコマース大手の天貓や蘇寧なども京東に宣戦布告している。北京晨報が報じた。
天貓「他店より高かった場合返金」 蘇寧「納品時間遅れたら返金」
6月18日は元々、京東が創(chuàng)業(yè)記念セールを?qū)g施する日で、毎年、この日になると多くのネット通販大手が參加して「eコマースフェスティバル」となっている。京東は最近、今年の同キャンペーンを盛り上げるために、提攜のあるネット通販大手も今月18日に、「6?18」の表示やイメージを使用することを認めるとの見方を示した。
天貓もその後に続き、6月の消費戦への參戦に早くも名乗りを上げた。天貓電器美家の印井?総経理はこのほど、微博(ウェイボー)で、「今日から3日連続で、他の店より高かったら差額を返金するサービスを提供する」と書き込んだ。
天貓が打ち出している「差額返金キャンペーンの規(guī)則」によると、「キャンペーン実施期間中、天貓の家電サブ會場で特定の商品を購入した後、その商品の実際の取引額が、京東の同じブランド、同じ型番の商品の取引額より高かった場合、天貓のショップに差額の返金を請求できる」という。天貓マーケティングプラットフォームの責(zé)任者?家洛氏は、「今年、當社は6月18日のキャンペーン期間中の予算の上限を設(shè)定していない」としている。
蘇寧も6月の家電ネット通販戦に參戦する。6月1日午前0時になると同時に、蘇寧易購のアプリはリニューアルし、「上半期第一弾」という宣伝文句が登場した。蘇寧易購の侯恩龍?総裁はこのほど、取材に対して、「6月18日は當社のメインではない、當社のメインは8月18日」との見方を示しているものの、蘇寧は上半期の市場に力を入れていないわけではなく、「より安く、より時間通りに配達し、新商品を一つでも多く販売する」という目標を掲げている。
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