日本の元中國(guó)殘留孤児からなる代表団のメンバー

日本の元中國(guó)殘留孤児の代表101人が22日午後、黒竜江省の省都?哈爾濱(ハルビン)市に飛行機(jī)で到著した。近年では最大規(guī)模となる代表団の中國(guó)での「感謝の旅」がスタートした。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

世界の反ファシズム戦爭(zhēng)の主戦場(chǎng)の一つとなった黒竜江省は、中國(guó)の抗日戦爭(zhēng)の殘酷さを物語(yǔ)る場(chǎng)所となっている。また、戦爭(zhēng)で両親を失った多くの日本人殘留孤児がここで家庭を築いた。関連の文獻(xiàn)の記載によると、黒竜江省方正県だけでも、日本人殘留孤児の數(shù)が4500人に達(dá)した。中日の國(guó)交が正常化して以降、日本の元中國(guó)殘留孤児からなる団體が何度も中國(guó)を訪問しており、元?dú)埩艄聝工戎袊?guó)の養(yǎng)親との絆が、中日両國(guó)の友誼の架け橋となっている。

今回中國(guó)を訪問している日本の元中國(guó)殘留孤児の代表101人は、日本の14地域から來(lái)ており、元?dú)埩艄聝工未韲猡趣筏皮辖曜畲笠?guī)模となっている。代表団はハルビン滯在期間中、中國(guó)の養(yǎng)親への感謝を示すイベントに參加したり、侵華日軍第七三一部隊(duì)罪証陳列館を見學(xué)したり、日本の元中國(guó)殘留孤児の「感謝の聲」を集めた書籍の刊行記念座談會(huì)に參加したりする。また、方正県にある中日友好園林を見學(xué)し、中國(guó)の養(yǎng)親のお墓參りをすることが予定されている。

今年は中日國(guó)交正常化45周年に當(dāng)たり、中國(guó)の養(yǎng)親に感謝を示すイベントに參加できるよう、日本側(cè)が近年最大規(guī)模の元中國(guó)殘留孤児からなる代表団を中國(guó)に派遣したことが、社會(huì)でも大きな話題となっている。代表団の責(zé)任者である池田澄江さんは取材に対して、「戦爭(zhēng)が、日本の元中國(guó)殘留孤児に悲慘な記憶を殘した。しかし、とても貴重な絆も與えてくれた。中國(guó)の養(yǎng)親と日本の元中國(guó)殘留孤児の絆が両國(guó)の友誼の架け橋になることを願(yuàn)っている」と語(yǔ)った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年6月23日