オーストラリア?シドニーからやって來たティムさん（左）と友人のジェフリーさん（左から2番目）は、杭州の自由市場(chǎng)で野菜を購(gòu)入し、モバイル決済システムで支払いを済ませた。（撮影?黃宗治）

「一帯一路」（the Belt and Road）に參加している20ヶ國(guó)の若者がこのほど、自分が考える中國(guó)の「新四大発明」を選出した。その結(jié)果、「高速鉄道」、「ネット通販」、「支付寶（アリペイ）」、「シェア自転車」が、彼らが考える母國(guó)に持ち帰りたい「中國(guó)特産品」に選ばれた。人民日?qǐng)?bào)海外版が報(bào)じた。

中國(guó)の市民にとって、アリペイや微信（Wechat）のモバイル決済サービス「We Chat Payment」を使うことは、もはや「日常茶飯事」となっている。出前を注文する、衣類をクリーニングに出す、水道?光熱費(fèi)を支払うなど、あらゆることがスマホ一つで済ませることができる。ショッピング、食事、ハイヤー手配などあらゆるシーンで、モバイル決済サービスが利用できる。ある米國(guó)人記者が昨年初めに北京を訪れ、「キャッシュレス」生活を24時(shí)間體験した。彼は、「We Chat Payment」を利用して24時(shí)間過ごした後、中國(guó)のオンライン決済システムの強(qiáng)大さと利便性に大変驚いた。

米國(guó)からやって來た若者?セバスチャンは、上海澳門路でコーヒーショップ1號(hào)店をオープンした。彼のような外國(guó)人のショップオーナーがこの數(shù)年間で最も驚いていることは、中國(guó)人の多くが代金の支払いに現(xiàn)金を使わないことだ。店內(nèi)に入ってきた客が、見慣れない外國(guó)人客の場(chǎng)合、店側(cè)は彼らに現(xiàn)金かクレジットカードどちらで支払うか確認(rèn)する。だが、中國(guó)人客や馴染みの外國(guó)人客のときは、「アリペイのQRコードをスキャンしてください」と直接言う。「こんにちは。いらっしゃいませ」よりも、「アリペイのQRコードをスキャンしてください」が、外國(guó)人のオーナーが店をオープンする際に覚えるべき中國(guó)語となっている。

モバイル決済の普及とモバイル決済サービスのサポート體制の充実によって、シェア自転車や無人コンビニなどの新たなサービスが中國(guó)に誕生し、世界中から注目を浴びている。

現(xiàn)在、このような決済システムが靜かに海外に進(jìn)出しつつあり、海外消費(fèi)者から高い評(píng)判を得ている。中國(guó)を訪れた外國(guó)人が中國(guó)のモバイル決済の利便性に感嘆するだけではなく、中國(guó)人観光客が周辺國(guó)に旅行した時(shí)にも、「アリペイや微信を使った決済」が、各商店の集客のためのPR効果を発揮している。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年7月4日