日本には脳血管障害の後遺癥やパーキンソン病により歩行が不自由な患者が40萬人以上いる。こうしたロボットの登場(chǎng)は歩きたいと強(qiáng)く願(yuàn)ってきた人々にとってうれしいニュースだ。
▽ロボットの応用は普及段階へ
介護(hù)ロボットは日本のロボット研究の1分野に過ぎない。日本のロボット発展は短い揺籃期を経て、急速に実用期へ突入し、今では普及向上期に入った。日本はロボット産業(yè)に極めて大きな期待を寄せており、ロボットを日常生活、公共サービス、工業(yè)生産の中で人により近づいたツールにすることを目指している。
日本政府は中小企業(yè)に対して積極的な経済的補(bǔ)助政策を打ち出し、小規(guī)模企業(yè)に出資してロボット応用の専門的な知識(shí)や技術(shù)を身につける指導(dǎo)などを行い、応用ロボットの一層の発展と普及を奨勵(lì)し、ロボット産業(yè)に取り組む企業(yè)の積極性を高めている。日本政府の予測(cè)では、2020年には日本のロボット産業(yè)の規(guī)模は2兆6700億円を超え、12年の4倍以上になるという。
日本政府が15年に発表した「ロボット新戦略」では「アクションプラン―五カ年計(jì)畫」が制定され、製造業(yè)、サービス業(yè)、農(nóng)林水産業(yè)、醫(yī)療?介護(hù)産業(yè)、インフラ建設(shè)、防災(zāi)などの主要応用分野をめぐって、ロボットの技術(shù)開発、標(biāo)準(zhǔn)化、実証実験、人材育成、ロボット規(guī)制改革の実行など具體的な行動(dòng)が打ち出された。日本は各分野のロボット化推進(jìn)を通じて、作業(yè)の効率と質(zhì)を大幅に向上させ、製造業(yè)やサービス産業(yè)などの國際競(jìng)爭(zhēng)力を強(qiáng)化するとともに、「少子高齢化」がもたらす一連の問題の解決をサポートしたい考えだ。
注目されているのが、日本のロボット研究の第一人者で「日本の現(xiàn)代型ロボットの父」などと呼ばれる石黒浩氏が、人間そっくりのアンドロイドの研究を続けていることだ。石黒氏によれば、「ロボットは人間を模倣しなければならない」という。なぜなら人の理想的な対話型インターフェースは人であり、人間の脳は人を認(rèn)識(shí)することができ、人間にとって最良の対話方式は人と人との対話にほかならないからだ。そこで人間そっくりのアンドロイドを研究し、人と機(jī)械がいかに対話するかを研究している。人間との密な対話が必要な多くの分野では、アンドロイドなら暮らしのニーズにかなり応えられる。特に高齢者や子どもに醫(yī)療行為や介護(hù)を行う場(chǎng)合は、アンドロイドなら利用者の世界に入っていけるという。石黒氏が指導(dǎo)する研究計(jì)畫では、さまざまなタイプのアンドロイドと高齢者、子どもとの対話が行われている。石黒氏はかつて、「自分のチームが発見したのは、高齢者でも子どもでも、アンドロイドに反感を抱く被験者はいなかったということだ。アンドロイドは認(rèn)知癥や自閉癥の患者の介護(hù)で、大きな役割を果たすことができると確信する」とも述べている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月25日
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn