米空軍はこのほど、F35A戦闘機(jī)12機(jī)を日本?沖縄県の米軍嘉手納基地に配備すると発表した。日本メディアによると、F35Aのアジア太平洋配備は初となる。新華社が伝えた。
これはトランプ大統(tǒng)領(lǐng)による11月初めの日韓訪問(wèn)を前もって護(hù)衛(wèi)するものであり、対朝圧力であると同時(shí)に、同盟國(guó)である日韓を安心させるものだと分析される。
■優(yōu)位を強(qiáng)化
F35は単発単座の多用途性第5世代戦闘機(jī)であり、F16の後継機(jī)として開発された最先端ステルス戦闘機(jī)だ。F35には通常離著陸機(jī)のF35A、短距離離陸?垂直著陸機(jī)のF35B、艦載機(jī)のF35Cがある。F35Aは2006年12月に試験飛行を行い、2016年8月に運(yùn)用を開始した。
沖縄タイムスによると、今回配備されるのは米ユタ州のヒル空軍基地の第34戦闘飛行隊(duì)のもので、戦闘機(jī)と関連要員300人は11月上旬に嘉手納基地に到著し、半年間配備される。米軍の聲明は、F35Aによって「空の優(yōu)位」を補(bǔ)い、新たな脅威に対抗するための「かつてない精確な攻撃能力」を得るとしている。
■外交カード
國(guó)防科學(xué)技術(shù)大學(xué)國(guó)際関係學(xué)部戦略?安全研究所の胡欣博士は、米國(guó)がこの時(shí)期を選んでアジア太平洋地域にF35Aを配備するのは、間もなく始まるトランプ大統(tǒng)領(lǐng)によるアジア太平洋への外交攻勢(shì)のカードを増やすためだと考える。
「トランプ政権は『アジア太平洋リバランス』戦略の終止を公言したが、米國(guó)は西太平洋への増兵計(jì)畫を放棄してはいない。特に今年に入って朝鮮半島情勢(shì)がにわかに緊張すると、米國(guó)はB1B、F22、F35Bなど先端戦闘機(jī)を朝鮮半島に代わる代わる派遣し、抑止のメッセージを伝えた。今またF35Aを嘉手納基地に配備するのは、軍事衝突にいつでも対処できる準(zhǔn)備を整えるためだ」。
米軍は空軍力増強(qiáng)以外に、空母艦隊(duì)の西太平洋地域への配備も強(qiáng)化している。時(shí)事通信によると、米軍は11月に西太平洋で大規(guī)模な合同演習(xí)を行う予定で、自衛(wèi)隊(duì)も參加するとみられる。
纐纈厚?山口大學(xué)名譽(yù)教授は、米國(guó)に便乗して朝鮮半島の緊張を誇張する安倍政権のやり方は情勢(shì)の緩和に無(wú)益であり、摩擦をさらに激化させるだけだと考える。
■受注を狙う
今回のF35A配備には、國(guó)際武器市場(chǎng)での輸出見(jiàn)通しを改善する考えもあると分析される。
胡氏によると、F35は優(yōu)れたステルス性と先進(jìn)的電子技術(shù)、一定の超音速巡航能力を備えるが、難點(diǎn)が2つある。第1に価格の高止まり。開発?調(diào)達(dá)の総費(fèi)用は4000億ドル近くになり、通常機(jī)のF35Aで1機(jī)1億ドルを超える。第2に計(jì)畫のもたつき。F35は設(shè)計(jì)が決まってからすでに10年も経つが、その間ソフト、OS、脫出システムなどに問(wèn)題が生じた。
「だが、もし2018年に完全な作戦能力を備えていることを証明すれば、F35Aはより積極性を得られるかもしれない。生産量が増えれば、1機(jī)あたりの価格は8500萬(wàn)ドルまで下がる見(jiàn)通しだ」と胡氏は指摘する?!袱筏郡盲?、トランプ政権によるF35Aのアジア太平洋への配備は、同機(jī)の信頼性を証明し、國(guó)內(nèi)外の調(diào)達(dá)者の懸念を解消するものでもある」。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年10月30日
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