「大英博物館百物展」
中國文化市場の2017年におけるその繁栄を表すのに最も相応しいのが、「長蛇の列」という言葉かもしれない。この1年間で入り口に長蛇の列ができる博物館や劇場が多くなった。
▽長蛇の列が常態(tài)に:4時(shí)間以上並ぶ人もいれば、夜明け前から順番を待つ人も
3月、大英博物館の収蔵品800萬點(diǎn)以上の中から選び抜かれた文化財(cái)を展示する「大英博物館百物展」が北京市の國家博物館で始まった。中國の主催者側(cè)によると、手荷物検査から入館まで、ピーク時(shí)には最長で約3時(shí)間を要する「長蛇の列」になったということだ。
6月、北京人民蕓術(shù)劇場の新劇「茶館」は、チケット発売當(dāng)日に「長蛇の列」ができた。朝3時(shí)から並び始めたという観客もいたほどだ。12回の公演チケットはわずか6時(shí)間で全て売り切れた。
7月、敦煌莫高窟には見學(xué)しようと観光客の「長蛇の列」ができていた。同地では今年から、1ヶ月前からネット通販による前売りチケットの販売をスタートさせたが、6000枚の前売りチケットは発売日當(dāng)日にたちまち売り切れた。
9月から10月にかけて開かれた「千里江山図」全巻展が北京の故宮博物院で最も人気の展示となった。9月15日の開幕當(dāng)日、來場者たちはまるで短距離走のようなスタートダッシュで開館と同時(shí)に會(huì)場へと移動(dòng)した。
11月、新劇「窩頭會(huì)館」が北京で上映された。そのチケットは発売から6時(shí)間以內(nèi)に完売した。
また、斉白石や李可染、徐悲鴻など20世紀(jì)中國美術(shù)史における著名畫家の作品展が11月、北京の中國美術(shù)館で行われた。ここでも數(shù)百メートルにわたる「長蛇の列」ができたという。
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