朝韓ハイレベル會(huì)談が9日に板門店で行われた。雙方は共同報(bào)道文を発表し、いくつかの議題について共通認(rèn)識(shí)を示した。外部が最も注目したのは、朝鮮半島問(wèn)題における両國(guó)の立場(chǎng)だ。朝韓は軍事的緊張を緩和し、平和な環(huán)境を築くことで一致し、軍事會(huì)談の開(kāi)催を決めた。(文:蘇暁暉?中國(guó)國(guó)際問(wèn)題研究院國(guó)際戦略研究所副所長(zhǎng)。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載)
會(huì)談前に韓國(guó)側(cè)は、平昌冬季五輪期間に合同軍事演習(xí)を?qū)g施しないことで米韓が合意したと発表した。朝鮮は平昌冬季五輪にハイレベル代表団、民族オリンピック委員會(huì)代表団、スポーツ代表団、応援団、蕓術(shù)団、観戦団を派遣するなど各活動(dòng)に積極的に參加する計(jì)畫(huà)だ。このため、この間は軽々に核?ミサイル活動(dòng)を行うことはない見(jiàn)通しだ。これは事実上の「相互停止」?fàn)顟B(tài)であり、朝鮮半島情勢(shì)の緩和に良好な雰囲気をつくるとの見(jiàn)方がある。
「相互停止」は中國(guó)が提案したもので、朝鮮が核?ミサイル活動(dòng)を停止し、米韓が大規(guī)模な軍事演習(xí)を停止することで、雙方の交渉再開(kāi)を後押しする。
客観的に見(jiàn)て、関係緩和は各者にとって必然的な選択だ。文在寅政権は朝鮮半島の恒久平和を重要な政策目標(biāo)の1つとしており、地域の戦亂発生を懸念している。高まり続ける外的圧力と軍事的危険を前に、朝鮮側(cè)も情勢(shì)の立て直しと外交的突破口を求めている。そして米側(cè)が合同軍事演習(xí)の延期に同意したのは、1つには平昌冬季五輪の開(kāi)催に配慮したもの、もう1つには韓國(guó)側(cè)の意向と懸念に応じたものだ。
次の段階の行動(dòng)の鍵は、いかにして現(xiàn)在の緩和基調(diào)を保ち、対話を再開(kāi)させ、最終的に朝鮮半島の非核化と平和メカニズムの「デュアル?トラック?アプローチ」の目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)するかにある。
懸念されるのは、朝鮮半島情勢(shì)が依然として若干の不確定要因を抱えていることだ。朝韓間の防備?警戒は解除にほど遠(yuǎn)く、雙方関係には再悪化の危険がある。韓國(guó)は朝韓関係の改善と朝鮮核問(wèn)題の解決をリンクさせているが、朝鮮は非核化に積極的に応じていない。米國(guó)の対朝政策に具體的変更はない。米國(guó)は情勢(shì)が暴走することへの地域の國(guó)々の懸念を故意に軽視し、中露の対話?平和促進(jìn)努力を顧みず、現(xiàn)在の朝韓関係立て直しは限界まで圧力を加える米國(guó)の政策の効果だと一方的に強(qiáng)調(diào)して、韓國(guó)に自國(guó)と歩調(diào)を合わせ、引き続き朝鮮に核放棄の圧力を加えるよう求めている。冬季五輪後米韓が再び軍事演習(xí)を?qū)g施すれば、朝鮮半島の緊張激化は必至であり、朝鮮半島は再び対立のブラックホールに陥るだろう。
朝鮮半島問(wèn)題において、中國(guó)はかねてより責(zé)任ある大國(guó)としての姿勢(shì)を示している。朝鮮半島情勢(shì)が極めて厳しい中、中國(guó)はまず朝韓が互いに善意を示したことを評(píng)価し、両國(guó)に一層の接觸と対話を促した。現(xiàn)在の成果は苦労して得られたものだ。國(guó)際社會(huì)が順?lè)较颏我鄹瞍虬k揮して、朝鮮半島情勢(shì)の緊張を緩和し、朝鮮半島問(wèn)題を?qū)澰挙葏f(xié)議による解決という正しい道へ押し戻すために十分な理解と支持を示すことを希望する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年1月11日
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