大型ドキュメンタリー「AMAZING CHINA」が2日、中國全土の映畫館で上映された。國産大型旅客機(jī)C919など「大國の重器」が映畫に登場し、中國の國力を示した?？萍既請?bào)が伝えた。

C919と言えば、「國産化」が注目のワードだ。C919はメインエンジンなどの部品をすべて輸入しており、輸入したこれらの製品を組み立てただけで、技術(shù)力など含まれていないと疑う聲が常に挙がっている。

しかし実際は、30年以上もの間、大型旅客機(jī)の開発を行ってこなかった中國人にとって、C919の設(shè)計(jì)?生産?製造?目標(biāo)達(dá)成の過程には、多くの革新と課題に満ちていた。ましてや現(xiàn)在のC919の國産化率は6割ちかくに達(dá)しており、プロジェクト開始當(dāng)時(shí)の10％の基準(zhǔn)をはるかに上回っているのだからなおさらだ。

現(xiàn)在までC919に動力を提供しているのは、米國製のLEAP-1Cエンジン。しかし西側(cè)諸國が中國に対して実施している輸出禁止政策の関係で、西側(cè)諸國のエンジンを搭載するC919は軍事目的に使用することができない。そのため中國民間航空産業(yè)の発展、さらには軍事面の需要から見ても、國産エンジンの設(shè)計(jì)?開発は必然的な選択肢となっている。

初の中國産大型旅客機(jī)用エンジンCJ-1000Aの技術(shù)実証機(jī)CJ-1000AXが昨年末、上海市で組み立てられた。また同エンジンの中心部は、設(shè)計(jì)上の指標(biāo)を100％満たし安定した運(yùn)転を?qū)g現(xiàn)している。これは中國初の民間用高バイパス比ターボファンエンジン全體の検証プラットフォームが構(gòu)築されたことを意味し、今後の開発作業(yè)の基礎(chǔ)を固めることになる。同エンジンは今後、高密度?高強(qiáng)度実験を行う。近い將來、C919に搭載される見通しだ。

國産「心臓」の技術(shù)の進(jìn)展により、中國は航空エンジン重要部品の「設(shè)計(jì)できるが実用化できない」という苦境から完全に脫した。CJ-1000Aの推力は13トンに達(dá)し、燃費(fèi)は世界トップクラスの米LEAPエンジンとほぼ一致するという。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月6日