最先端の電子顕微鏡を生産することで知られる日立ハイテクグループは今年3月、資金を拠出して上海に「日立ハイテクサイエンスパーク上海Lab」を開(kāi)設(shè)し、「成長(zhǎng)著しい中國(guó)企業(yè)への電子顕微鏡を中心とした科學(xué)機(jī)器の販売を促進(jìn)し、販売後もきめ細(xì)かいサポートを提供する拠點(diǎn)とする」と発表した。

電気自動(dòng)車が普及するにつれ、大量の廃棄リチウム電池を回収する必要も出てくるため、そこにも大きな商機(jī)が眠っている。

三菱マテリアルはこれまで銅や鉛のメーカーとして知られてきたが、その中心業(yè)務(wù)を現(xiàn)在、リチウム電池回収の研究開(kāi)発に移行しつつある。また、カメラのメーカーで有名な富士フイルムも、電池回収関連の技術(shù)を持っており、中國(guó)と提攜する機(jī)會(huì)を積極的に探っている。

日産自動(dòng)車は今年2月、中國(guó)で600億元（約1兆円）を投資して電気自動(dòng)車を生産する計(jì)畫(huà)を発表した。

日本企業(yè)は、中國(guó)が將來(lái)、世界最大の電気自動(dòng)車市場(chǎng)になり、自動(dòng)車用リチウムイオン電池も中國(guó)を中心に生産されるようになるとはっきり見(jiàn)定めている。

日立ハイテク中國(guó)事業(yè)グループ先端分析裝置部の鄭蕓花部長(zhǎng)は、「當(dāng)社は、中國(guó)の論文発表量が日本を超えて、米國(guó)に次ぐ2位になっていることを知っている。つまり、中國(guó)の多くの分野における研究が世界最先端レベルになっているということだ。そのため、中國(guó)はこれまで、當(dāng)社にとって、クライアントに商品や解決策を提供するための市場(chǎng)にすぎなかったが、今後中國(guó)は第一線の商品の研究開(kāi)発センターとなり、技術(shù)変革を牽引するようになると見(jiàn)ている」との見(jiàn)方を示す。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年4月17日