中國民用航空局は18日、國家発展改革委員會（発改委）と民用航空局、最高人民法院各部門が共同で発表した「信用を著しく失墜した特定人物の民用航空機(jī)利用を一定期間制限し、社會信用システム構(gòu)築を推進(jìn)するための意見（以下、「意見」）」が5月1日から施行されることを明らかにした。意見には、民用航空機(jī)への搭乗が制限される措置の対象となる旅客の9種類の迷惑行為が明記されている。北京日報(bào)が伝えた。

「意見」が明記する9種類の迷惑行為は以下のとおり。

1.民用航空の空の安全を脅かす偽のテロ情報(bào)を故意に流布する行為

2.搭乗時(shí)の身分証明として、他人のものを偽造?改造した身分証を使用する行為

3.チェックイン?カウンター、安全検査レーン、搭乗口（レーン）を塞いだり、獨(dú)占または攻撃するような行為

4.國家の法律法規(guī)に定められた危険物?持込禁止物?持込制限品を預(yù)入れまたは手荷物で持ち込む行為。または國家の規(guī)定以外であっても、民用航空が持込?輸送を禁止あるいは制限している物品を故意に隠匿し、預(yù)入れまたは手荷物で持ち込む行為。

5.航空機(jī)に無理やり搭乗したり、妨害する行為や、航空機(jī)のコックピットや通路、キャビンへの無斷侵入または迷惑行為

6.搭乗員や安全検査、チェックインカウンターなどのスタッフに対し、その業(yè)務(wù)を妨害したり、他人を扇動(dòng)して妨害させたり、人に危害を與えるような行為または脅迫する行為

7.座席や荷物棚の獨(dú)占、喧嘩や毆り合い、難癖をつけるなどの迷惑行為、航空機(jī)あるいは機(jī)內(nèi)設(shè)備に対する故意の破損、竊盜、無斷で航空機(jī)や機(jī)內(nèi)設(shè)備を操作するといった秩序を亂す行為

8.航空機(jī)內(nèi)での火の使用、喫煙、電子機(jī)器の違法使用を行い、それに対する制止を無視する行為

9.航空機(jī)內(nèi)で他人の物品を盜む行為

上記の行為に対する罰則として、航空機(jī)の利用禁止期間が1年間と定められている點(diǎn)は注目に値する。つまり、ブラックリストに掲載された日から1年間が制限の対象期間であり、1年経つと自動(dòng)的に解除される。搭乗禁止対象者リストに掲載された人物が、誤ってリストに掲載されたと考える場合は、名簿執(zhí)行後であっても、関連機(jī)関や部門に再審査を求めることができる。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月20日