スペイン訪問中の習(xí)近平國家主席は現(xiàn)地時(shí)間27日、同國のフェリペ6世國王とマドリードのサルスエラ宮殿で會談した。新華社が伝えた。

習(xí)主席は「中國とスペインは2005年に包括的な戦略的パートナーシップを構(gòu)築した。両國は関係の水準(zhǔn)を高め続け、政治的相互信頼を日増しに強(qiáng)化し、協(xié)力分野を拡大し続け、民間交流を一層緊密化している。両國関係は歴史上最良の時(shí)期にある。私は両國関係発展の將來に対して自信に満ちている。私にとって今回のスペイン訪問は國家主席再任後初の歐州訪問であり、今回の歐州?中南米歴訪の最初の訪問地でもある。今回の訪問を通じて両國の親善を揺るぎないものにし、協(xié)力水準(zhǔn)を高め、両國関係を長期安定的に発展させることを希望する」と述べた。

「中國はスペインと引き続き互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題で支持し合いたい。雙方は『一帯一路』の枠組で経済?貿(mào)易、観光、第三國市場などの協(xié)力を強(qiáng)化し、両國の包括的な戦略的パートナーシップが新たな時(shí)代において新たな段階へと進(jìn)む後押しをし、両國民により良く幸福をもたらす必要がある」と強(qiáng)調(diào)した。

習(xí)主席はさらに「中國は歐州が統(tǒng)合プロセスを引き続き推進(jìn)することを歓迎する。中國とEUの包括的な戦略的パートナーシップの発展の後押しにおいて、スペインが引き続き積極的な役割を果すことを希望する」と指摘した。

フェリペ6世國王は「スペインと中國の國交樹立から今年で45年になる。スペインは中國との友好的な交流と協(xié)力を大切にしている。両國は國交樹立以來、互いの核心的利益に関わる問題で一貫して尊重し合い、支持し合ってきた。両國の包括的な戦略的パートナーシップは互いの努力で新たな発展を遂げ続けている。スペイン側(cè)は中國側(cè)と引き続き緊密な交流を保ち、実務(wù)協(xié)力の水準(zhǔn)を高め、多國間問題における意思疎通と調(diào)整を強(qiáng)化し、EU中國関係の深化を積極的に後押ししたい」と述べた。

また、習(xí)主席は現(xiàn)地時(shí)間28日、マドリードでフェリペ6世國王主催の荘重で盛大な歓迎式典に出席した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月29日