北京で26日に発表された報(bào)告によると、春節(jié)（舊正月、今年は2月5日）以降、人材市場は需要?供給いずれも活況を呈し、北京?上海?広州?深センは依然、求職?求人募集數(shù)が最も多く、春節(jié)後の全國平均月収は6014元（約99833円）に達(dá)した。中國新聞網(wǎng)アプリが報(bào)じた。

〇春節(jié)後1週間において職を求める人の數(shù)、深センがトップに

春節(jié)後、流動(dòng)人口が都市に戻り再び働き始めたことで、春節(jié)後の求人市場にも大きな波が到來した。58同城招聘研究員が26日に発表した「2019年求人傾向報(bào)告」によると、春節(jié)後の求人指數(shù)は深センが全國トップとなった。また、深センは、春節(jié)後1週間において職を求める人の數(shù)も全國で最多となり、北京、成都、広州、上海がこの後に続いた。

春節(jié)後、職を求める人の數(shù)の増加スピードが最も速かった都市は佛山で、中山、東莞、深セン、広州がこの後に続いた。

これらの都市はいずれも広東省にあることは注目に値する。報(bào)告によると、経済大省である広東省は、GDP総量で常に全國トップの座を保っており、2019年にはそのGDPが10兆元の大臺(tái)を突破すると見込まれている。このような狀況も、職を求める人々が広東省にどっと集中する要因となっている。

58同城招聘研究院の李妍?院長は、「全國の人口流動(dòng)情勢をみると、この3年間、人口流動(dòng)は鈍化する傾向にあり、省を跨る流動(dòng)の割合が低下する一方で、省內(nèi)や県城（県政府所在地）間の流動(dòng)の増加率が高まっている。流動(dòng)原因のうち、家族ぐるみの移動(dòng)の割合が上昇していることが、人材市場における求職の構(gòu)造と職を求める人の數(shù)のいずれにも、ある程度の影響を及ぼしている」と分析している。

〇北京の雇用ニーズが最大に

求人分野では、春節(jié)後の求人數(shù)が最も多かった都市は北京、深セン、上海、広州、成都が続いた。首都である北京は、常に、職を求め、就職しようとしている大量の流動(dòng)人口を惹きつけていると同時(shí)に、極めて大量な雇用ポストも提供してきた。北京に続くのは他の一線都市で、職を求める人々にバラエティ豊かな雇用ポストを提供している。

増加スピードで見ると、「反撃」に出た合肥が、春節(jié)後の求人數(shù)増加スピードが最も速い都市となった。報(bào)告によると、合肥は2018年末、より質(zhì)の高い雇用を促進(jìn)する新措置を発表し、合肥にある中小企業(yè)で1年間以上転職することなく働いた大學(xué)卒業(yè)生を?qū)澫螭恕?回限りの就職補(bǔ)助金5千元を支給することを定めた。この優(yōu)遇政策は、瞬く間に目覚ましい効果を発揮し、春節(jié)後の同市の求人市場の急成長をけん引した。

このほか、深セン、中山、杭州、長沙の各都市も、春節(jié)後の求人數(shù)増加スピードが非常に高まる現(xiàn)象が見られた。これに対し、上海の春節(jié)後求人數(shù)は全國第3位にとどまったが、増加スピードは、多くの新一線都市より緩慢だった。北京?広州の一線都市である2都市は、増加スピードトップ10にランクインしなかった。このことから、新一線都市における求人市場の発展?jié)撛诹Δ瑳Qして侮れないことが見て取れる。

〇求人數(shù)最多は一般労働者と技術(shù)労働者

求人市場において、具體的にどのような人材が必要とされているのだろうか？報(bào)告によると、春節(jié)後の全國の求人市場で最も求人數(shù)が多いポストは、一般労働者と技術(shù)労働者で、セールス、飲食サービス、家事代行/ガードマン、販売員などのポストが続いた。

58同城招聘研究院の李妍?院長は、「企業(yè)成長の象徴ともいえる販売職が求人數(shù)規(guī)模の第2位に入ったことは、各企業(yè)が、春節(jié)後に會(huì)社の発展を積極的に模索し、外部に向かって潛在力を拡大している証だ」と指摘した。

また、報(bào)告によると、製造業(yè)が回復(fù)傾向を呈していることで、雇用ニーズが高まったことも、一般労働者?技術(shù)労働者の求人數(shù)増加につながった。また、全國求人數(shù)ランキングトップ10に入った職種の大部分は、基本サービス業(yè)のポストで、衣食住?交通機(jī)関など市民生活を網(wǎng)羅する各分野にわたっていた。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月1日